内部SEOのためにハイパーリンクをノードとエッジで可視化する方法
オウンドメディアのような大き目のサイトになってくると、「どの記事とどの記事が内部リンクで繋がっているのかな?」というのが分からなくなることがあると思います。
今回その悩みを解決するべく8時間くらいWebを徘徊して、日本語・英語サイト両方調べた結果、NaeNoteさんにあるWordPressカスタマイズの方法が一番良いと感じたのでご紹介します!
内部リンクを可視化する方法、画期的です!
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内部リンクをマインドマップのように管理できる!
いやぁこれはすごい感じです。詳細は上の記事を読んで下さいね。プラグイン無しで、functions.phpにコピペですぐ使える方法なので導入もカンタン。WordPressを使っている方専用です。
個人的には「URLを入れるだけで、自動で内部リンクのつながりを調べてデータマイニングしてくれるような仕組み」があったらいいなと思っていたので、それに一番近いのがこの方法でした。
データマイニングというのは聞きなれない言葉かもしれませんが、一番近いのは「マインドマップ」ですね。シナプスの繋がりみたいな感じのイメージです。
当サイトの内部リンクを可視化
本能ハック内の記事間の関係性を見るには下のリンクをご覧ください。(javascriptで描写しているので、読み込みに時間かかります)
画像ではこんな感じ。(これは動きません)
拡大化すると、それぞれの記事のURLが見られます。
それぞれの文字列(ノードと言います)を選択すると、
- 対象記事からどの記事にリンクされているのか?
- どの記事が対象記事にリンクしているか?
という2種類のハイパーリンクの関係が線で一瞬でわかるようになっています。(ちなみに、線のことをエッジと言います。)これはすごい…。
ローカル環境でやるのであれば?
この方法はWordPressでしか使えませんが、はてなブログとか別なシステムを使って内部リンクの可視化をしたい場合は、記事の一覧を取得してGephiというグラフ可視化ソフトを使う方法しかないようです。
Gephiを使う方法はかなり面倒…しかも、リアルタイムで確認することはできません。
とは言っても、Gephiを使う方がより分かりやすく・見やすくなることは間違いないです。
Gephiを使って内部リンクを可視化する方法は、以下のサイトで紹介されています。
SEO対策!自分のブログの内部リンクを自動で可視化する – プロクラシスト : http://www.procrasist.com/entry/link-network
どんな人が使うべき?
ページ数が30ページを超して、内的SEOのためにリンクを張り巡らしたいサイト運営者は使った方がいいと思います。
特に、最近のSEOでは「記事間リンク」が非常に重要。「関連記事ウィジェット」とか「サイドバーからのリンク」とかありますが、あれは本当にオマケレベルです。
一番大切なのは、手動での記事内でのリンクです。
↑のサイトで紹介されている方法を使えば、自動でWordPressサイト内のリンクを「見える化」してくれます。
内部リンクを便利にして、SEOと回遊率アップ!
今回ご紹介した方法で、記事間の関連性を持たせることが可能になります。
ただ、一つだけ注意したいのは「クリックやタップされない内部リンク」というのは意味がないということです。無い方がいいです。
記事間にハイパーリンクを貼る時には、必ずこの基準を考えて、「本当に読者さんに必要なリンクか?」を考えながら貼ってみてくださいね。
SEOの一つの考え方は、「読者さんがもっと読みたくなるサイト」を作ることです。そのための方法を次の記事に書いています。
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