酵素って何?健康にいいの?超強力な体内お掃除屋さん成分まとめ

酵素デトックスをやることになって、「そもそも酵素って何なんだろう」というギモンが湧きました。
「酵素ダイエット」や「酵素ドリンク」という言葉を聞いたことがあるものの、酵素とは何か知りたい僕やあなたのために、よくわかる酵素のまとめを書いてみました。
Contents
酵素とは
酵素は、食べ物を消化したり栄養分の代謝を促してくれる生命に欠かせない成分です。
よく「生きた酵素」とかいう表現を目にするような気がしますが、酵素は「生き物」ではなく物質です。もっと細かく言うと「たんぱく質」。生きた酵素ってどこから出てきたんでしょうね(笑)
「酵母菌」との違い
ということで「生きた酵素」と勘違いしやすい言葉が、同じ漢字を使っている「酵母菌」というものです。
酵母菌は、菌なので生きたり死んだりします。生き物です。
酵素の維持にも、酵素の活性化にも「生きた酵母菌」が必要です。おそらくこの「生きた酵母」というところから、「生きた酵素」という表現が出てきたんでしょうね。
酵素が体にいい理由
酵素は体にいろいろな影響を与えますが、箇条書きにしてみるとこんな働きをしているようです。
- 血管中の毒素処理係。血液がサラサラに
- 食べ物を消化してくれて、脂肪分を排泄!
- 肝臓や腎臓の負担が減って燃費が良くなる
それぞれの効果を掘り下げて解説します。いちいち読みたくない方のために一言で書くと、「酵素の働きは体のお掃除屋さん」ということになります。
血管中の毒素処理係。血液がサラサラに
酵素は食物分解に役立ちます。食物をしっかり分解できていると、血液がきれいになります。
血液は生命の維持に欠かせないですが、血液をメンテナンスして、かつ血液が健康な人って少ないと思います。
実は、血液をしっかりメンテナンスしていないと、いつの間にか「ドロドロ血液」になって、体全体の調子が悪くなってしまうようです。
ドロドロ血液になってしまうのは、カラダの毒素が血液中に入り込んだままだからですね。毒素は食物が完全に分解されなかった残り物が元になっているのですが、酵素は食物分解に役立つので毒素処理ができるというわけです。

脂肪分を排泄!デトックスができる
酵素は体内の不要物質の分解に役立ちます。上に書いた「食物の分解」以外にも、「体の中にある不要な物質(脂肪とか)」も分解してくれます。
これは、「酵素デトックス」や「酵素ダイエット」という言葉もあるように、カラダの中にいつの間にかある「ゴミ処理係」になってくれるということです。
酵素が効果的に働いていると、カラダが内側から綺麗になるということですね。基礎代謝が上がることで、体重を落とせる方もいるようです。
肝臓や腎臓の負担が減って新陳代謝が良くなる
カラダの掃除係である酵素が体内に十分あると、内臓を効率よく動かすことができます。
もともと肝臓と腎臓は、体内の毒素を処理する役目を担っているわけですが、酵素のサポートがあると臓器が無理なく処理を行えます。
現代社会ではコンビニ弁当やファーストフードを食べることが多いので、内臓はいつも大忙し!その片付けを酵素によってサポートしてもらえば、他の所にエネルギーを使うことができて効率的に動けるようになるわけです。
体内の酵素が減るとどうなる?
体内の酵素が減ると、消化や新陳代謝ができなくなります。つまり、新しい細胞をつくったり、血液をリフレッシュすることができなくなります。
その結果どうなるというかというと、死にます。

これは冗談ではなくて、人間の寿命というのは「体内で酵素が働ける年数」ということです。もちろん他の要素もあります。しかし、加齢や他の原因で酵素が減ってしまい、最終的には酵素が体内で活躍できなくなることで、寿命が尽きてしまうわけです。
死ぬわけでないにしても、比較的健康に見える若い男女に酵素が足りていない場合は、「疲れ」「皮膚のハリがなくなる」「便秘」などの「代謝の悪さに伴う問題」が出てきます。
酵素が減る原因
酵素が減る理由は、3つあります。
- 加齢による潜在酵素の減少
- 食品添加物や塩素による潜在酵素の破壊
- 酵素の豊富な食物酵素の欠乏
この中で意識的に改善できるところは、酵素を減らす食べ物や飲みものを減らすことと、酵素を意識的に摂取することです。
酵素のマイナス面
酵素を摂ることで体にはメリットがあるということが分かりましたが、逆にデメリットはないのか心配性の僕は調べてみました。
酵素で体の調子が悪くなった…というようなことはないのですが、マイナス面でいえば「熱に弱い」ということでした。下手に酵素の入っている食べ物を加熱してしまうと、酵素の働きができなくなってしまうようです。これはマイナス点というより弱点でしょうかね^^;
あ、あと人によっては酵素によってのどがかゆくなることもあるようです。…ってこれは僕です(笑)
酵素の入っている生の食べ物、例えば梨や桃、キウイなどを食べると、のどがかゆくなってしまいます。あれは酵素の影響だそうで、痒くなってしまう人にとってはマイナス点ですね。
酵素のとり方
酵素は主に4種類あります。
- 食物酵素
- 潜在酵素
- 消化酵素
- 代謝酵素(維持酵素とも)
人間の体は、外部からの酵素(食物酵素)を取り入れて、食物酵素と潜在酵素が合わさった時に「消化酵素」と「代謝酵素」というものを生み出せます。
この消化酵素と代謝酵素が、カラダのお掃除屋さんの働きをして、新陳代謝を促してくれる酵素です。
体の中で酵素に働いてほしいとしたら、外部から食物酵素を取り入れるのが必須条件です。
食物酵素が多く含まれる食べ物
酵素は主に「生の食材」と「発酵食品」に含まれているようです。
でも、生肉は危なくて食べられないので、自然と「生野菜」か「果物」になりますよね。
- 野菜
- 大根
- カブ
- きゅうり
- さつまいも
- レンコン
- 果物
- リンゴ
- レモン
- 桃
- パイナップル
- 加工食品
- キムチ
- 納豆
- サラダ
- スムージー
- 酵素ドリンク
酵素は生野菜をすりおろした時に活性化されて、2~3倍ほどの効果があるらしいです。
そう考えると、リンゴのすりおろしや大根のすりおろしって酵素が豊富なイメージがありますよね。後は最近コンビニで必ず見かける「スムージー」も、酵素が入っているので人気ということになりそうです。
あと面白いと感じたのは、発酵食品の中でも「キムチ」。韓国人がタフでパワフルなのはキムチがエネルギー源になっていると聞いたことがあるのですが、キムチの酵素がいいのかな?と感じました。より一層酵素パワーが分かる事例ですよね。
酵素の働きを低下させる酵素抑制物質とは?
「酵素抑制物質」と言って、酵素の働きを邪魔してしまう物質も存在します。例えばこんなものがあります。
- 農薬
- 食品添加物
- アルコール
- コーヒー
- タバコ
- ナッツ・種子・豆類(くるみやアーモンド、大豆などなど)
この中でも「健康に良さそうなのになぜ?」と思うのは、ナッツや豆類です。このような種子にはもともと植物の生存を目的とした「防御機能」があります。
防御機能の働きは、すぐに種から芽が出ないようにストップをかけるというもの。この抑制作用のために「酵素抑制物質(酵素阻害物質とも)」が入っているのです。
それで、もしナッツ・種子・豆類を食べたいとしたら「水に半日~1日つけてから食べる」という「ソーク」という方法がオススメです。ソーク後は加熱するともっと安心。
例えば「生大豆」そのものは酵素の働きを抑制してしまうので、「豆乳」「豆腐」などはなるべく避けた方がいいけど、「納豆」は発酵しているから大丈夫…など細かいことをあげだしたらきりがありません(汗)
酵素の働きを最大限に発揮するために、酵素ドリンクを使ったダイエットやファスティング中の食べ合わせには、いつもより注意した方がよさそうですね。
酵素と健康の関係まとめ
今回の記事では、酵素を摂ることで体内の不要物質が効果的にお掃除できて、新陳代謝もよくなることが分かりました。
生野菜をたくさん食べている人の肌がきれいだったり、疲れが取れやすいのは酵素が影響している可能性が高いですね。
この記事を読んだ方は酵素のとり方も分かったと思うので、意識的に食物酵素を補給していきましょう!
酵素を効果的にとるために、僕は酵素ドリンクの優光泉を買ってみることにしました。▽