【会社を辞めずに】週末副業の種類と実践方法【副収入】
仕事はあるものの、もう少し収入が増えたら…と思う人は少なくありません。
そんな方がまず考えるのが、
ということだと思うんです。
僕ももう7年ほど前になりますが、仕事を週末だけ増やして収入アップしていた時期もありました。今回はその経験や知識も踏まえて、月5万ほどは月収アップができる「週末副業」についてご紹介します!
Contents
サラリーマンの平均月収
それではまず、現状の収入事情を振り返ってみましょう。いくらくらい稼ぎをプラスできると理想なのでしょうか?
この調査は、国税庁が2015年に出した月収の調査の結果です。現在も大きくは変わっていないはずです。
男女ごとの年齢別で月収の平均値が出ています。当サイトの読者さんは男性で25歳~40歳ほどだと思いますので、グラフの3・4・5番目ですね。30万~40万/月稼げていれば一般的という感じです。
しかし、現実はここまで多くない…と思われませんか?実際は25万~多くても35万ほどだと思います。
その理由は、国税庁の出している数値は「かなり稼いでいる人」も入っていて、平均値をあげてしまっているわけなんですね。
そうは言っても、やはり5万ほどプラスできれば「稼いでいる男」としてプライドも保てそうなものです(笑)
月の収入を上げるには?
月収をあげようとして、会社での功績を増やして給料アップを狙う人もいると思います。
でも、実際の調査を見てみるとあまり現実的ではありません。
一般財団法人の労務行政研究所の調査によると、昇給率はたったの2%。月30万の給料をもらっていても、1年後には6000円アップの30万6000円ほどが期待値なんです。年間では7万2000円アップですね。
そう考えると、週末に少し働くWワークという形を採用したほうが、明らかに月の収入が増えることになるんです。
多くの人は、「ある程度今の仕事で満足しているし、転職のリスクをとってまで収入にこだわらなくてもいいかな」と考えると思います。以前の僕もある程度本職で安定したので、こんな気持ちでした。※今の仕事に不満が多く、仕事を変えたいと思っていたら、メリットも多い円満な転職のノウハウを次の記事でご覧ください。
ということで「週末副業」という選択肢が出るわけですね。代表的なものはアルバイトがあると思いますが、その他の週末副業の種類については後述します。
副業Q&A(正社員でもやっていいの?)
正社員なのに副業をしていいのか?というところは、会社の就業規則によります。転職支援の「DODA」に社会保険労務士さんの見解が載せられていて、非常に参考になりました。
まず、「会社の就業規則で副業を禁止することは、法律違反である。」ということ。兼業を禁止する民法や労働基準法は存在しません。※公務員に限っては、公務員法ではっきり禁止されています。
それでも、現実副業禁止になっているのは全体の企業の4割とかなりの割合です。現在の会社の規則として副業が禁止されているとしたら、いくつか理由があります。
- 本業に影響が出る可能性を排除したい
- 本業の情報が漏れ、競業関係になる可能性を排除したい
- 副業の仕事内容が、会社の信用やブランド価値を落とす可能性を排除したい
このような理由により、ある会社では就業規則が定められているようです。
そう考えると、週末に副業を行う場合でもこの3パターンに触れないようであれば、やっても問題ないと考えられますね。
副業してもばれない?デメリットは
マイナンバーの登場でバレるかと思われますが、基本はばれません。
副業をして、収入の大小にかかわらず、ばれる可能性はあります。
発覚する経路としては、「国税局」という国の機関によります。国が「あなたはいくら稼いでいるのか申告しなさい」というタイミングで、本業の収入以外のものがあるとそこで足がつく…というわけです。具体的には国税庁が税金を徴収するときの2つの資料で副業がばれることもあるということです。
- 「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」
- 「住民税の徴収時」
でもこれも100%ではありません。それこそ1億人近くの情報が扱われるわけなので、一人一人の情報をそこまで精査しないことも多いわけです。
※参考資料:No.2520 2か所以上から給与をもらっている人の源泉徴収|源泉所得税|国税庁
具体的に副業を会社にばれないようにする方法は別記事に用意しようと思いますが、とりあえず就業規則で「副業禁止」ということになっていたら、その理由を会社に聞いたり、特別許可が下りないか確認するといいと思います。
多くの場合は、前の項目で取り上げた3パターンになることを会社が憂慮して就業規則に書いてあるだけのことが多いようなので、副業の内容によっては許可されることが多いです。
週末副業でどれくらい稼げる?
週末の副業だけで、どれくらい月収が増えるのかは気になるところですよね。
副業をしている人の平均収入は、約4万円/月だそうです。
そう考えると、本業で月25万円稼いでいればギリギリ30万に届くような形で理想ですね。
でも業種によってかなり差があるようなので、多いものだと10万~100万稼げて「本業以上の収入」になるものもあります。ネット副業が代表的ですね。
年間100万円アップは可能?
アルバイトではかなり難しいかもしれませんが、ネット副業というパソコンを使ったジャンルの副業なら、年間100万円アップは可能です。アフィリエイトなどは最近も話題になっていますが、投資金額が少ない割に副業でも100万円を狙える面白い仕事です。
年間100万円というと、1か月あたり+8万円すればいいことになります。ネット副業は自分が社長になるような仕組みなので、難易度は高いですが十分手が届く収入になると思います。
逆に時間給で雇われる形のアルバイトだと、低時給になりがちです。体を使う仕事だと若干時給は高くなりますが、疲労が蓄積されると本業に支障が出てしまうので、よほどお金に困っていない場合は職種をしっかり選びたいところです。
週末だけ在宅で副業するパターン
自宅でできる副業は、週末副業の代表的な収入源だと思います。
例えば、
- アフィリエイト
- クラウドソーシング
- ライティング
- 動画投稿
- マッチングサイト
- 古本や物品のせどり
- 中古カメラ転売や古着転売
- 中国輸入
- 農作物販売(シェア農地を利用)
というような仕事は、すべて家のパソコンでできる仕事です。
プログラマーなどパソコンが得意なら、クラウドワークスやランサーズなどの「クラウドソーシングサイト」というところで、企業の仕事を請け負うことができます。
でもそもそもプログラマーだったらそういう職種についていることが考えられるので、パソコン慣れを生かしてアフィリエイトをする人は多くなっています。
どの仕事も、楽ではありません。成功するには、明確な継続の意思と、その仕事に対する知識や経験を積み上げて自分で「稼ぐ仕組み」を作ることです。
実際に、一番始めやすく、継続すればスキルにもなる「ライティング」で月に10万を稼ぐことが可能だということを、クラウドソーシングサイトの「crowdworks」が記事にしています。※クラウドワークスって稼げるの?募集案件からひも解いてみましょう!【クラウドワークス】
この記事によると、ライティングの仕事は1記事1500~2000文字をかけば1000円~1300円くらいの相場になるということで、週末だけ月に8日間、1日4時間ずつ行えば10万ほどになるという試算が出ています。
要は、家にいてテレビを見たり娯楽に使う時間を「稼ぐ時間」に変えれば、副収入を得る機会はたくさんあるということになります。
以下の記事は、「主婦でもできる」をコンセプトにした在宅ワークを解説した記事です。仕事を辞めないで副業をしたいあなたに参考になる点も多いと思うので、ぜひ読んでみてください。
その他の週末副業の種類
それではパソコンでやる以外の仕事で、今需要がある週末副業はどんなものがあるのでしょうか?
週末バイトのススメ
バイトは、ネット副業と違い人に雇ってもらい確実に時間給がもらえる安心感があると思います。
その中でも、以下のアルバイトは週末が好条件になるようです。
- 飲食系アルバイト
- スポーツインストラクターアルバイト
- 子ども預かりアルバイト
- イベント系アルバイト
- 観光案内(ツアーコンダクター)
- 並び代行や運転代行、家事代行などの代行サービス
どれも、週末に特に需要が高まる職種です。土日休みたい正社員の人も多いので、逆に週末に働いてくれる人は大歓迎、というアルバイトなんです。
カフェ営業をやる人も?
趣味と実益を兼ねての週末副業で人気なのが、「週末カフェ」だそうです。
自宅が狭かったり、立地が悪い場合はレンタルスペースや他のお店の一部を借りて運営するそうです。
ただ、これはかなりリスクが高い副業になるんじゃないのかな…と思います。始めるのに初期投資が非うようだったり、衛生管理の許可をとったりしなければいけないですしね。
ビジネスのスキルは磨かれそうなものですが、最初に支出がかなり大きくなると思います。
週末副業の一アイディアとして、頭の片隅に入れておいてください^^;
知識を生かして週末コンサルに
「週末コンサル」というのは、今回記事を執筆している中で初めて知った言葉なのでした。
これは、サラリーマンが終業後や週末の空いた時間を使って、コンサルタントとして活躍するということのようです。
この言葉の由来は、「会社を辞めずに起業しよう」という週末起業の考え方に基づいているようです。
コンサルタントという言葉はなんだか難しく思えたり、自分にはできないのではないかと思うかもしれません。しかし、あなたが得意なことや本業の知識や過去の経験は「ほかの人にとって貴重」です。それを他の人のために役立てるのがコンサルタントです。
- コンサルタント=他の人の悩みを解決する人
この考え方で行けば、「恋愛コンサルタント」「話し方コンサルタント」がいるのも納得ですし、あなたにできる”コンサル”があるのかも。他の人がうらやむものを、提供していけばそれが収入になるということですね。
持っているといい資格
英語や中国語が話せるなら、スカイプなどを使って言語レッスンの副業をすることも可能です。
また、2020年に向けて外国人観光客も増えている現状から、週末だけ外国人観光客の個人ツアーを組む人もいるようですね。
これらは特に資格がなくてもできるものですが、資格があればより雇われやすくなります。
週末副業を実践している実例
いくつか、週末副業を行っている実践レポートをご紹介します。
週末カフェ営業を始めてみた
副業OKになったので「週末カフェ営業」をはじめてみたら、無関係どころかものすごく役に立った話
上で紹介した、週末限定カフェを実践してみたというお話です。興味深いです。
SEが年収60万アップさせてみた
SEが土日在宅の「副業」で年収60万円アップする方法を教えるクマ!
ブラックな会社が多いといわれているプログラマーの方が、在宅副業をしてみたというお話です。
土日バイト特集
土日祝で稼ごう!休日のアルバイト・バイト・パートの求人・仕事情報【バイトル】
バイト検索大手の「バイトル」の土日バイトの現状が紹介されているページです。稼いでいる金額は5万~10万円が39%でトップになっています。
週末副業のまとめ
本業の給料アップをあまり期待できない最近の経済事情。
それを考えると、「主体的に稼いでいく」という気持ちや実際の行動も必要なことが分かりました。
同年代の人と比べて「自分はあまり稼いでいないな」という劣等感のある人こそ、週末の空いた時間を有意義に使える副業を始めてみてくださいね。
個人的にはアフィリエイトを実践中で、リスクも少ないのでオススメです。