卵醤(らんしょう)とは?効能・効果や作り方まとめ【健康づくり】

卵醤(らんしょう)

卵醤(らんしょう)を知ると、塩分摂取の常識が変わる考え方に驚かれると思います。

僕は卵醤という言葉を、花粉症対策の一つとして効果があると聞いたことがあります。でもただの民間療法なのか、ちょっと怪しいような気もしていました。

ということで今回は卵醤についてご紹介します!

卵醤(らんしょう)とは?

ツイートを引用させていただきましたが、まさにこのツイート通り。

カンタンに言うと、「有精卵と自然醸造醤油を合わせて飲むと、体質が変化して健康になる」ということのようです。

卵醤の方法

  1. 有精卵と、自然醸造醤油を用意。
  2. 卵を半分に割り、割れた殻の半分まで醤油を注ぐ
  3. 卵と醤油を合わせて飲む

カンタンに書くとこの3ステップだけです。僕が知人から聞いた時には、生卵のままで飲む以外にも、加熱してもOKと言っていました。

どうしても生卵が食べられない方は、「有精卵と分量」だけ守って、半生くらいまでなら加熱OKだそうです。完全に火を通すのはオススメしないとのことです。

頻度と期間

一回の卵醤の方法は上の3ステップですが、どれくらいやればいいの?というところ。僕が聞いた時には「最初3日連続、その1週間後に1回」という感じだったような…(笑)

卵醤の驚くべき効果効能とパワー! | 強健ラボ : http://maron49.com/546

こちらのサイトでは、以下の方法を推奨していました。ご紹介させていただきます!

  • 最初は毎日4日連続
  • その後3~4日空けて1回
  • 合計5回飲んだら、あとは1週間ごとに2回

という方法がベストだったようです。

妊婦や病気持ちでもやっていいの?

僕は独身男性ですが、特に健康を意識する妊婦さんから「妊婦でも卵醤は安全?」という質問があったり、「難病持ちなのですが大丈夫でしょうか…」という知恵袋の質問がありました。

まず、高血圧で塩分制限がされている方は、まずお医者さんに相談した方がいいです。

それ以外の方については、卵醤は結局のところ「食品」ですので、卵と醤油に体の拒否反応が無ければまったく問題ない、というのが答えになるかと思います。

よっぽど心配だったら担当のお医者さんに聞いてみると思います。そもそも卵醤の存在を知らない方も多いと思いますが^^;

必要な材料の手に入れ方

必要なものは「有精卵」と「昔ながらの醤油」だけという卵醤。

有精卵は、近くに養鶏場があればそちらに問い合わせて

たまご
有精卵って売っていますか?

と聞くといいと思います。どこでも売っているわけではないのでご注意。僕の家の近くには養鶏場が無く、車で30分ほど出かけないとありませんでした。(意外と近いw)

もし近くに売っていなければ、今はネットでも買えるようです。楽天市場Amazonではとりあえず確認。ただ、ある程度まとめて買わないと送料無料にはならないようです。

醤油については、「減塩処理のされていない、高級醤油」という位置づけのモノを購入すればいいようです。なぜ安い醤油ではいけないのかは、記事の一番最後の「医学的な考え方」の部分で紹介します。

Amazonで見ている感じだと、丸島醤油純正醤油なんかがよさそうですね。醤油屋さんの作っている、減塩醤油ではない純粋な醤油を選んでみてください。

みんなの反応

Twitterでみんなの反応を見てみると、やはり慢性的な花粉症の症状や疲れ対策に卵醤をやっている方が多い印象でした。

人によっては、副作用でおなかが痛くなったりするらしいです。生卵耐性がない方も多いですしね…(;´・ω・)

あとは巨大掲示板2chで実践している人を探しましたが、人によってはダイエットに卵醤を使っているようです。そりゃあ卵と醤油を飲んだら食欲は落ちそうですが…ダイエットに応用するには危険すぎます。やめましょう。

卵醤の医学的な考え方

さて、民間治療といいますか、なぜ有精卵と減塩されていない醤油で体質改善が見込めるのか?という小難しい話を最後にまとめてみます。

とりあえずこの部分より、「やってみる」という方が重要だと思うので、おまけ程度に…。でもこの部分が一番長いです。(笑)

体内の血中塩分濃度が関係

醤油を卵の殻半分も飲むなんて多すぎじゃない…?と思った方が多いと思うのですが、現代人は「減塩こそ正義」みたいな風潮があり、塩分をとらなすぎのようです。

その結果、血中の塩分濃度の正常値0.9%よりも少ない方が多くなってしまっています。
ソース@日常生活での塩分測定(1) ~ 塩分濃度測定による健康法 No.2 : http://www.shinkawa.co.jp/times/column/k-sonoi/vol007_no04_col03.html

1日の食塩摂取は何グラムが理想?

上の記事で1日あたり14~23グラムが理想、と書いてありましたが、実は厚生労働省の基準値では5~9グラムと言われています。だいぶ開きがあります。

ソース@次期国民健康づくり運動プラン策定専門委員会 における次期国民健康づくり運動に 関する委員提出資料 。厚生労働省: http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001yxlj-att/2r9852000001yy9n.pdf

男性は 9g未満、女性は 7.5g未満を1日あたりの目標値として設定しています。(5,6ページ)

WHO(世界保健機関)も、一日の食塩摂取量は5グラム以下にしてくださいと言っています。

ここで卵醤で提唱している塩分摂取量と、国の出している摂取量にかなりの開きがあることが分かりますが、どっちを信用するかはあなた次第という感じでしょうか。ちょっと面白い考え方が、先進国で食塩摂取が一番多い日本が、なぜ長寿国なのか という記事に載っていました。

どちらにしても、血液中の塩分濃度0.9%というのは共通しているので、そこを目指すという考え方でいれば間違いはなさそうです。天然塩にはミネラルが含まれているので、塩を摂取しなすぎると「ミネラル不足」とも言えます。

実際に卵醤で使う醤油の量は、卵の殻半分ということで多く見えますが、塩分換算で5グラムほどです。WHOでいうところの、1日摂取分の塩分が卵醤に含まれている…ということです。

※ここで一つの仮説を立ててみたのですが、5グラム以下にしなさいというのは、精製塩(偽物の塩)のことを言っていたんじゃないだろうか…という件。自然の産物である天然塩を控えるというのと、ただの精製塩を控えてくださいというのは、意味が違ってきますよね?ごくり…。

体内の塩分が足りなくなるとどうなる?

減塩のモノばかり食べて、血中塩分の濃度が0.9以下になってしまうと体の不調が現れます。

  • 風邪
  • 虚弱体質
  • 冷え
  • 疲れ
  • 痛み
  • むくみ
  • しびれ
  • かゆみ
  • 皮膚炎
  • 眠気
  • 薄毛
  • そして卵醤を知ったきっかけとなった花粉症

ということで、卵醤で体質改善で健康になるというのは、体内の塩分濃度を調整できるからというのが理由のようです。

血中の塩分濃度が正常になると、身体が陽性体質になり、血を送り出している心臓も強くなるようです。

安い醤油ではいけない理由

卵醤には塩分が関係していたということですが、安い醤油は塩分が調整されていることが多いようです。

しかも自然にできたしょっぱさではなくて、化学的に作られた醤油も多いそう。ということで気になった、今自宅にある醤油の素材を見てみると…

  • 脱脂加工大豆
  • 小麦
  • 食塩
  • アルコール

となっていました。逆に上で紹介した減塩されていない本醸造高級醤油の素材は、

  • 大豆
  • 小麦
  • 食塩

と、シンプル。混ぜ物の入っていない、天然の醤油というのが選ぶポイントなのかもしれないですね。あとは「食塩」の部分の品質が大切で、加工塩ではなく天然塩をつかっているかなども卵醤に使う醤油の選ぶポイントですね。

うちの近くにも醤油の製造工場があるので行ってみようかな!

有精卵と合わせる理由

民間療法に医学的な考え方を完全に当てはめられるかはわかりませんが、有精卵を使う理由は、

  • 卵は完全食であること
  • 無精卵よりも有精卵は「生」に近い卵であること
  • 塩分を塩単体で摂取するのは効率が悪いため

という理由で、有精卵と本物の醤油の組み合わせになっているものと思われます。

卵醤で「健康体」に

多くの人は、既に体が悪いので「病気を治す」という考え方になりがちです。

でも、もっと大切なのは「健康になる」ということ。健康になれば、病気にならず、病気を治す方法を考える必要がなくなります!卵醤の本質的な考え方は、「体内の塩分濃度を正常値にしましょう」ということのような気がしました。

食材だけで体質を改善できる卵醤、気になった方はぜひチャレンジしてみてください。僕も有精卵と醤油を買ってこようと思います(^^♪

実際に卵醤をやってみた結果…▽

この記事で紹介している情報は、100%体がよくなるという類のモノではないので、自己責任でお試しください。健康体になるためには、食べ物だけでなく運動なども必要です。下の記事で体力をつける方法を紹介しています!

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