Pinterestとは?インスタとの違い・使い方・楽しみ方まとめ!
Pinterest(ピンタレスト)って何?使うメリットあるの?
僕はPinterest使っているのですが、日本ではあまりメジャーではないんですよね…インスタグラムの方が圧倒的に有名。
今回はいまだに日本では知名度が上がりきっていないピンタレストの特徴や、使い方を一挙にご紹介します。この記事を読めばあなたもPinterest賢人になれますよ!
Contents
Pinterest(ピンタレスト)とは?
Pinterestは、画像共有SNSで、2014年からは日本の電通と業務提携をしているアメリカのサービスです。サービスの特徴として、「好きな画像や写真をお気に入りのボードにまとめられる!」とまとめられます。
利用者数の統計
2017年現在利用者は1億5000万人で、内訳は以下のようになっています。
- アメリカ:7000万人
- アメリカ国外:8000万人
8000万人の中で日本人が何人くらい使っているかはデータに出ていないのでわからなかったのですが、体感上はInstagramよりかなり少ない印象です。そもそも周りで知っている人がいない(笑)
Instagramとの違い
日本で多く利用されている画像共有SNSと言えば、インスタことInstagramですよね。
Instagramの世界ユーザーは2億人、日本でのユーザー数は1200万人となっているので、やはり日本で使われている代表的な写真共有SNSはInstagramです。
しかし、写真共有SNSの中でもPinterestとInstagramには使用目的に違いがあります。
- Pinterest(画像コレクションがメイン)
- 画像のクリップ(保管)
- 画像のまとめ(キュレーション)がメイン
- Instagram(画像のクリエイトがメイン)
- オシャレな画像加工ができる
- TwitterやFacebookと似ていて、ライフログや「今」を実況するのがメイン
このように違いがあるのですが、伝わりますでしょうか…?
他のもので例えてみると、Pinterestは「画像まとめサイト」を見ている感じで、Instagramは「Twitterのタイムライン」に画像がどんどん流れてくるのを見ているという感じです。
メリットとデメリット
Pinterestを使うメリット(いいとこ)とデメリット(悪いとこ)なのですが、少し頭に汗して考えてみたところこのようなものがありました。
- メリット
- 見たい画像だけをまとめたアルバムを作って保存できる
- 他の人の画像まとめを見て楽しめる
- デメリット
- 画像加工はできない
- シェアや「いいね」がされにくく、コメントをもらえることは皆無
と、こんな感じです。
InstagramはTwitterやFacebookとの連携も取りやすいのですが、Pinterestは孤立している印象で、他のSNSとの繋がりはほとんどないと思います。
日本人ユーザーもものすごく多いわけではないので、Pinterest上でのコメントのやり取りはほぼ無いですね。
著作権は大丈夫?
Pinterestは「画像まとめサイト」のようなもの、という紹介をしたのですが、一番気になるのは著作権の部分だと思います。
Pinterestはあなたの撮影した画像以外にも、他の人の撮影した画像やウェブ上にある画像を自由に保存できてしまいます。それ故に「自分のまとめに他の人の画像があって著作権大丈夫なの?」と心配になってしまうわけです。
この件を僕も調べたところ、「グレーゾーン」という結論になりました。
著作者からの削除要請があった場合は適切に応じないと問題になることもあるようですが、基本的にはそういったトラブルの窓口はこのサービスを提供している「Pinterest」にあることになるようです。
イメージでいうと、様々な記事や画像をまとめている「Naverまとめ」が白か黒かグレーなのか、といったのと似た状態ということですね。各利用者様の良識にかかっている部分が大きそうです。
日本で流行しない理由
海外ではユーザーが増えているPinterestですが、前述の通り日本ではあまり来ていないんですよね。
もともとアメリカのPinterestユーザーの8割は女性ユーザーだったようですが、日本ではインスタグラム一強で、他のSNSをあえて使おうとしないのが原因かも。
日本では「LINE」や「Instagram」など、みんなが使っているものを使う傾向が強いので、「ピンタレスト…?何それ、みんな使っていないならいらない」と一蹴されてしまっているオチなのかもしれません。
それ故に日本の企業もあえてPinterestを使ったマーケティングもしないので、利用者に伸び悩んでいる、という流れになっていそうです。
Pinterest登録方法
そうはいったものの、自分の好きな画像まとめを気軽に作成できるPinterestには魅力がたくさん。僕も使っています。
Pinterestは簡単に始めることができるので、その方法をご紹介します!
Pinterest公式サイトに行くと、
- メールアドレス
- Facebookアカウント
- Googleアカウント
の3つからユーザー登録をすることができます。僕はGoogleアカウントで作ってしまいました。
登録作業をすると、メールアドレスに「登録確認用URL」が送られてきますので、メールアドレスを確認を押せばすぐに開始できます。
用語解説
サクッと登録できてしまうのですが、すぐに見慣れない言葉が出てくると思います。ここで用語解説をします。
- ①ボード…まとめアルバム
- ②ピン…保存した1枚1枚の画像
- フォロー…別な人のまとめアルバムをいつでも見られる状態にする
画像の①の位置のボードは無制限に増やすことができて、②のボタンを押すことで、自分の写真をアップロードしたり、Web上の画像を保存することができます。この画像保存のことを、「ピン」と言います。
Pinterestの使い方と楽しみ方
それでは、具体的なPinterestの使い方と楽しみ方をご紹介します。
Pintrestは「画像まとめ」をカンタンに作れるということだったのですが、その基本的な使い方です。
ボードに画像をコレクションしよう!
試しに「彼氏に着てほしい服」という名前のボード(アルバム)を作ってみました。(星野源さんばかりw)
ボードの中に写真を入れるには、上の画像でいうと左側にある「+」マークを押すと…
このような「ピンを作成する」という画面が出ます。あなたのアルバムから写真をアップロードしてもよし、撮影してアップロードしてもよしです。
さらに、「ウェブサイトから保存」というところにURLを入れれば、そのページ内にある画像を自動取得してくれてピンすることができます。(これがいわゆるグレーゾーンの使い方…。)
要するに、一つのテーマに沿ってボードを作り、その中にお気に入りの写真をズバズバ入れていけばいいだけの話です。そうすれば、お気に入りの写真だけをコレクションできるというわけです。これがPinterestの基本的な使い方。
埋め込み機能を活用する
ブログやWordPressサイトを持っていたら、自分でピンした画像を埋め込んでサイト内に張り付けることができます。オシャレな画像やインフォグラフィックがたくさんピンされているPinterestからの画像は、貴重なデータベースになるはずです。↓こんな感じの画像も多いです。
埋め込む具体的な方法やSEOへの効果については、別記事にまとめましたのでご覧ください。
ビジネスに活用する
自分のメディアに関係がある画像をまとめるイメージで、メディアや企業のマーケティングに使うこともできるようです。
属性に合ったターゲットであれば、秀逸な画像まとめを作っておくことで「フォロー」してもらえます。ボードのフォロー者が多くなるほど、TwitterやFacebookのフォロワーが多いような状態になり、拡散力が高まります。
Pinterestをビジネスで活用している例として、旅行会社のHISジャパンがあります。2017年11月現在フォロワー数は156000。かなり巨大なアカウントです。
上のリンクを見てもらえばわかりますが、旅行地のオシャレな画像がたくさんピンしてあって、それがうまくボードで仕分けされています。ずっと見ていたくなるPinterestページの作成方法で、参考になります。
人気のあるアカウント
僕のPinterestアカウントでは、星野源さん関連の画像を大量にピンしてしまったため、星野源さん関連のアカウントが大量に出てきてしまいます(笑)
このようにその人の関心に関連のあるPinterestアカウントが出てくる仕組みになっているのですが、フォロワーも多い人気Pinterestアカウントをご紹介します。
フォロワーが最も多いLAのデザイナーさん
Pinterestで一番フォロワーの多い方のようです。約1300万フォロワー。女性が好きそうなデザイン性の高い画像がたくさん!
女性ファッション系スナップショット多め
680万フォロワーの方のボードです。オシャレなスナップショットがたくさん!
男性スナップショットのボード
女性ものばかりでつまらない(´・ω・`)
という方に、メンズファッションもおいておきます。
格言や名言を集めたボードも!
心に響く言葉を集めたボードです。こういった使い方もあるんですね~。
画像のメモ代わりにPinterestを使って仕訳けする使い方もよさそうですね。
Pinterest、始めてみましょう!
今回は、画像共有SNSのPinterestとは?というところから使い方・楽しみ方まで一通りまとめてみました。
インスタがオシャレで攻めているところ、ピンタレストは様々なテーマに沿ったボード(アルバム)が楽しめるのも特徴的でしたね。
まだ始めてない方は、今からでもPinterestに登録して使ってみてください。完全無料ですので!