結婚相手に求める年収、男性と女性で感覚の違いまとめ!
お付き合いが進んだり、結婚を真剣に考えるほど、結婚相手の経済的な状況が気になってくると思います。
今回は、女性が男性に求める理想の年収や現実の年収、また男性がちょっと気になるお相手女性の収入事情なんかをググッと調査してみました。
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女性が男性に求める理想の年収
金銭感覚によってだいぶ違うだろう…と思ったのですが、ネットでいろいろな意見を見てみると、女性が男性に求める理想の年収は最低400万円という数値がありました。
(参考:結婚相手に求める最低年収 | ガールズちゃんねる – Girls Channel)
400万円あれば比較的いい生活ができそうです。
最近では、結婚しても女性側が専業主婦にならず働きたいという人が多いようです。そう考えると、男性の年収が400万あれば中の上くらいの生活水準にはなりそうですよね。
また、他にも興味深い声として「自分の年収より多ければいい」という意見が目立ちました。
正直自分より低い人とは無理かな。
相手も自分もその内不満が出そうで。
これは、「男性なら自分より稼いでくれていないと尊敬できない。男性側もプライドを保てない。」ということなので、一理あるな…と思いました。女性は家計面でも男性に引っ張って行ってほしいようです。
これも興味深い意見です。「収入金額」というよりは「安定性」を求める意見です。
やっぱり、ちゃんと安定した仕事をしていてほしいな。
データから見る本音女子会|『結婚相手に求める年収は、400~600万が6割以上!!』
一時的に年収1000万でも、次の年には年収400万円…というのだと、波がありすぎて不安との意見がありました。
男性の現実の年収
年代 | 平均年収 | ||
---|---|---|---|
全体 | 男性 | 女性 | |
20代 | 354万円 | 374万円 | 324万円 |
30代 | 467万円 | 501万円 | 390万円 |
40代 | 564万円 | 616万円 | 425万円 |
50代 | 701万円 | 744万円 | 461万円 |
(出典:平均年収ランキング2016(年齢別の平均年収) |転職ならDODA(デューダ))
働いている男性からしたら、「年収400万ももらえないよ!」という声が聞こえてきそうです。
実際、ここ数年の男性の年収は以前に比べて減少傾向にあり、20代男性では平均年収が400万に届いていません。
20代では、「女性が求める金額>現実の年収」になってしまっているので、年収が400万を超える30代になってからの結婚が増えているとも言えそうですね。
男性が女性に求める理想の年収
女性は男性の年収が気になりそうですが、その逆はどうなんでしょう?女性陣が予想している結果はこのようになっているようです。
今、男性が最も結婚したい女性の年収額が明らかに! 総勢342名へのアンケート結果を白河桃子さんが解説 – Woman type[ウーマンタイプ]|女の転職@type
これは面白い結果ですね。女性が思う女性自身の理想の年収…そのまま、男性の400万より低い金額が出ています。(笑)
実際、男性目線での「女性の理想の年収」は300万~400万が一番多いようです。自分と同じか、少し少ないくらいが理想です。
男性は自分の収入がある程度のプライドになっているところがあるので、女性より稼いでいたい気持ちは大きいと思います。
女性の現実の年収
では実際の女性の平均年収はというと…
年代 | 平均年収 | ||
---|---|---|---|
全体 | 男性 | 女性 | |
20代 | 354万円 | 374万円 | 324万円 |
30代 | 467万円 | 501万円 | 390万円 |
40代 | 564万円 | 616万円 | 425万円 |
50代 | 701万円 | 744万円 | 461万円 |
なんと、結婚適齢期の女性の収入は男性と大きな違いはないんですね。
20代で見てみると、その差は50万円。男性はこのような状態だとちょっとプライドが傷ついてしまいそうです。
年収が高い女性のホンネ
このように、現実は女性の稼ぎと男性の稼ぎには大きな差はなくなっています。
それで、「結婚相手の男性より稼いでしまっている!」という年収高め女性も実は多くいそうですが、キモチとしては複雑なようです。
性格が負けず嫌いな女性だと、夫よりも稼いで気持ちいい!と感じるかもしれないのですが、実際に結婚した後に家事をどちらが多くやるかなどが気になってしまうようです。
「私のほうが稼いでいるんだから、稼ぎの少ないあなたが家事をたくさんやってね」というような気持ちになってしまうのが悩みのタネになってしまいそうです。
それで、年収が高い女性を結婚相手にする時は、男性としてのプライドをしっかりコントロールできるか考えたいものです。女性の気持ちを汲んで、先に気になる点を話し合える場所を作れると男としての尊厳も守られそうです。
年収が低い女性のホンネ
男性より稼ぎが少ない女性は、「彼は年収が低い女性でも気にしないのかな?」と気になるかもしれませんが、男性側からは問題ではないようです。
「彼は自分よりも稼いでいてすごいなぁ」と尊敬の目で見てあげてください。
そんなことを気にしなくていいよ、と男性の包容力のある言葉があれば安心できそうです!
結婚相手の年収の最低条件
ということで、一般的な条件を一言にしてまとめると
- 男性の年収の最低条件…女「400万」(もしくは、私より稼いでね☆)
- 女性の年収の最低条件…男「俺の稼ぎは超えないでくれよ…」
ということになりました。
結婚した後幸せになれるかは、「愛」と「尊敬」が必須条件ですが、
やっぱり自分よりは稼いでないと尊敬できないよね
こういうことなんだと思います。
自分の子供の結婚相手に期待する年収
それと同時に、周りからの評価…とかく相手側の親族からの評価はすごく気になるところです。
親が子供の結婚相手に求める重要なものの中で、収入は4位にランクインしています。
(参考:子どもの結婚相手に何を求めますか? – ITmedia ビジネスオンライン)
そして、やはり「最低年収400万」「できれば500万」というのが、女性側の親の希望のようです。これは男性にはきつい現実です…(-_-;)
おそらく孫の養育費なども考えての結果なんだと思います。ある程度収入がないと、結婚相手の女性の「親」に気に入られない、というようにも取れます。
あまり気にしすぎるのもよくないですが、「娘さんと結婚させてください!」というときには、しっかり働いている姿を見せて安心してもらいたいところです。
年齢別貯金額の平均
年収はもちろん重要ですが、結婚相手に選ぶ時には「現在の貯蓄額」も気になるところです。
だいたい20代~30代の人は、銀行口座にどれくらいお金が入っているのでしょうか?
年代 | 平均貯蓄金額 |
---|---|
30歳以下 | 160万1千円 |
30~39歳 | 423万2千円 |
40~49歳 | 707万6千円 |
出典:厚生労働省:平成25年国民生活基礎調査・各種世帯の所得等の状況(6ページ目)
20代では、貯金額は160万円となっていて、マイホームなんて全然買えないくらいですね。結婚した後は家を買って二人で幸せに住みたい…なんていうのはかなり難しい時代のようです。
あと、興味深いのが貯蓄額と一緒に発表されている「借入金額(借金)」です。
年代 | 平均借入金額 |
30歳以下 | 150万3千円 |
30~39歳 | 794万8千円 |
40~49歳 | 871万0千円 |
これを見て感じたのは、「貯金がどれくらいあるか?家や車を持っているか?」よりも、どれくらい借金しているのか…というのを気にした方が良さそうということです。
一見豪華な暮らしをしているように見えても、ほぼ借金(言い方を丸くすればローン)で手に入れているものだとしたら、返済のためにかなり苦労しそうです。
結婚相手の貯蓄額とともに、借金についてもはっきりしておいた方がよさそうです。
以下の記事では、結婚前に話し合うべき内容をまとめていますが、その中でもお金の関わってくるところは必ずお互いに確認しておきたいものです!
年収が高い職業は?
年収が高い結婚相手を見つけるのはかなり難しそうなところですが、ここで年収が高い職業ランキングを見てみることにしましょう。
こういう時には、「弁護士が一番!(年収1201万円)」とか「医者はお金持ち!(年収884万円)」とか「パイロットってすごいらしいよ(年収1295万円」とかが出てくるので、まずは労働者数が多い職業での収入ランキングにしました。
自分が結婚を考えている相手の職業がコレだったら、「収入額」では比較的安心できそうです。
男性 | 女性 | |||
職業 | 平均年収 | 職業 | 平均年収 | |
1位 | 記者 | 823万円 | 薬剤師 | 519万円 |
2位 | 社会保険労務士 | 670万円 | SE | 498万円 |
3位 | 公務員 | 660万円 | 看護師 | 473万円 |
4位 | ITコンサルタント | 599万円 | 准看護師 | 398万円 |
5位 | 薬剤師 | 531万円 | 理学療法士 | 383万円 |
数値出典:日本人の給料大辞典(宝島社)
上の表の職業は、意外と見かける職ではないでしょうか?女性の場合は、やはり医療系に携わっている人の収入が安定しているようです。
ちなみに、一般的な年収の高い職業をあえてお伝えするとこのようになっています。
順位 | 職業 | 年収 |
---|---|---|
1位 | パイロット | 1,152万円 |
2位 | 医師 | 1,144万円 |
3位 | 大学教授 | 1,081万円 |
4位 | 大学准教授 | 862万円 |
5位 | 警察官 | 813万円 |
こういう職業を見ていると、「競争率が高いんじゃないの?」と感じるかもしれないのですが、意外と高額収入者は未婚の人が多いようです。
※参考:そりゃあんまりな「職業別・年収別の未婚率」 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online
年収が違うと、生活はこうも違う!?
みんな結婚相手の年収が気になるようで、僕も気にならないといわれると嘘になります(笑)
参考までに、世帯収入が400万円~1000万円で、生活水準はどう変わるのかイメージしてみました。
400万台
年収400万円の場合は、年2回のボーナスを入れて毎月の手取りは25万円。
20歳から定年退職の65歳まで45年間、ずっと年収400万円だった人の現役収入は
- 45年✕400万円=1億8000万円
という収入イメージプランがあります。
正社員で働いていると、生涯に稼げる金額は2億くらいになるといいますが、万年年収400万円だと2億には達しないですね。この年収だと、共働きでない限り夫婦で支出を抑えながら生活する必要がありそうです。
外食は月に2回くらいが理想のラインでしょうか。毎週夫婦で外食してしまうと食費がかなり家計を圧迫してしまって心配になると思います。
500万台
年収400万の人と年間で100万円の違いのある「年収500万円」。男性では339万人、女性では89万人ほどがこのクラスに入っています。(※出典:国税庁)
数値上は離れていますが、毎月の手取りでいうと「25万円」とあまり変わりがありません。
このクラスの人は、だいたい8~10万くらいの家賃の家に住んでいるようで、年収400万の人よりも毎月2万くらい家賃に多く払えるようです。
貯め方によっては、資産1億円にもできるのは年収500万クラスからです。
FPが断言「年収500万円でも資産1億円達成は可能」 | 日刊SPA!
700万台
年収700万は、現代ではかなり高収入層ですね。男性では156万人、女性では11万人ほどがこのクラスに入っています。全体の割合から言うと人口の6,7%ということで少数派ですね。(※出典:国税庁)
毎月のお給料は40万くらいで、後はボーナスで100万近く出る感じでしょうか。収入に余裕がある感じがします。
年収700万もあると、マイホームを持っている率が高いそうですが、それでも収入に合わせて税金が高くなるのを忘れてはいけないですね。女性であれば年収700万ある男性と結婚できたら「勝ち組」と言われると思いますが(笑)
1000万台
年収1000万だと、やはり税金でとられる額も多くなるので出費も多くなっています。
なんと所得税で100万を超えてしまうので、手取りに換算すると700万~800万ほどです。
日本の人口で年収1000万以上なのは男性で7%,女性は1%。よく「結婚相手は年収1000万以上じゃなきゃ嫌だー」とか言っている女の子がいますが、「現実見ろ!w」と言いたいですね。
ただ、このクラスになると生活水準はガラッと変わって、乗っている車は外国の高級車、スターバックスに毎日のように通う、週に一回はオシャレなディナー…という感じの生活ができるようです。
究極の選択「年収低い○○vs年収高い○○」
結婚相手の年収を考えてきましたが、「年収低いイケメンVS年収高いブサメン」の究極の選択に女性がどうこたえるかをチェックしておきましょう!
画像出典:はむ速
男性は「しっかり仕事!」「尊敬される稼ぎ手」というのがポイントなんでしょうね。
「やっぱり金なのか」と思うかもしれませんが、現実は経済力が気になる女性は多いですね。
結婚相手の年収まとめ
出典:http://infographic.jp/ (画像クリックで拡大表示)
ということで、結婚適齢期の年収事情をまとめてみました。
特に本能ハックの読者層である20代~30代後半男性は、女性がどういう期待を持っているか見ることができて引き締まる思いだったのでは?
僕も、年収700万くらいにはなれるよう、お仕事も頑張りたいと思います・・・!
次の記事では、年収を上げる具体的な方法である「副業」の種類と実践方法を解説しています。始めやすいものにトライしてみてください(^^)/