オウンドメディアを始めて半年。ブログとの違いや戦略について思うこと

本能ハック編集長、平たく言えば管理人の楓音です。
2017年3月に始めた当サイトが運営6か月くらい経ったので、結果の公開をします。計画通りに進んでいるのか、そして今後の展望はどうなるのか分析してみようと思います!
Contents
オウンドメディアとブログの共通点と違い
以前から僕はブログやホームページみたいなものを大量に持っていたのですが、このサイトは最近流行りの「オウンドメディア」という扱いで運営を始めたWebサイトです。
最初に、半年オウンドメディアを運営した僕なりの「オウンドメディア」と「ブログ」の共通点と違いをまとめてみました。
共通点
- 基本的にブログシステムを使う。WordPressを使ってもはてなブログを使ってもOK
違い
- オウンドメディア…イメージでいうと雑誌。ターゲット・ジャンル・コンセプトなどをあらかじめしっかり決めて情報発信
- ブログ…イメージでいうと日記。自分で発信したい情報・体験談をメインで発信
イメージですが、共通点と違いはこんなところだと思います。オウンドメディアは雑誌、ブログは日記、という位置づけです。でも、素人目にも玄人目にも大きな違いはないです。
ブログ運営をしている人でも「自分のブログは読者層決めてるよ!コンセプトだってしっかりしているし!」という方も多いと思います。その場合は、オウンドメディアって言っていいくらいです(笑)
ブログは、著者のファンができる
そもそもオウンドメディアは「自分所有のメディア」なので、ブログ媒体はすべてオウンドメディアと言えるんですよね。有名なところでいえばイケダハヤトさんとか、ヒトデ祭りさんとか。でも彼らのブログはやはりブログで、「ブログの著者に惹かれて読んでいる」という人が多いと思うんです。
その人のファンだったり、尊敬していたりすれば彼らの発信する「日記」をぜひ読みたい!と考えると思うんです。それが「ブログ」であり、ブログを運営している人が「ブロガー」と言われる理由です。
オウンドメディアは、メディアのファンができる
逆にオウンドメディアのイメージは雑誌なので、そのWebサイトそのものを好きになれるかがポイントになると思います。
オウンドメディアは一人で運営している人も複数で運営している人もいますが、著者以上にそのWebサイト自体にファンがつくと思います。企業がオウンドメディア運営をするメリットが大きい、と言われる理由ですね。
オウンドメディアの作り方やメリットについて、こちらの動画が勉強になります。オウンドメディアのアクセス推移や育て方をかなり詳しく説明してくれているセミナー動画で、僕もビックリするくらい詳しく公開してくれていました!
そんな感じで、ブログとオウンドメディアの違いを書いてみました。まぁいろいろ書きましたが、「両者には大きな違いはない」ということでいいと思います。あ、でも大きな違いがあるかも。(どっちだよ)それはこの記事の一番最後の方の「当サイト今後の戦略」の場所で書いています。
すいません、なんだかどうでもいいことを長く解説したい方で、説明が長くなりました。(悪い見本)
アクセス数の推移
さてブログとは違うコンセプトで運営している「本能ハック」ですが、2017年3月半ばくらいから運営開始した後、アクセス数はどのように変化しているのか公開してみます。
今現在の数値は、一か月のPV(ページビュー)が3万ほど。多くもなく少なくもないという感じです。記事数は108ですね~。一応この辺りは予定通りです。
訪問者の人数=セッション数と呼びますが、グラフで見るとこんな感じです。
最近では、1日に1000人近い方が訪問してくださっています。リアルタイムで見ていると常に1人は何かしらの記事を読んでくださっているようで、ありがたいことです( ;∀;)
ページを読んでくれている量=ページビュー数ですが、だいたい一人当たり1~1.5ページ読んでくれている傾向にあります。
これは嬉しいことでもあり、まだまだ改善の余地があるなぁと思っています。一人当たり2~3ページ読んでくれるような仕組みがこれから必要だと感じています。訪問者あたりの記事閲覧数を増やす具体的な方法もあるので、それを早めに記事に落とし込みたいところです。
でもよっぽど工夫しない限り、新規でドメインを取得して評価されるまでの時間がかかるので、今の結果は悪くないと思っています。(※よっぽどの工夫=大きくバズる記事を書く。トレンドを予測した記事を書く。)
訪問者の傾向
- 52%が男性
- 48%が女性
なぜか男性向けのメディアであるのに、半分くらいが女性なのです。(;´∀`)
その理由は、よく読まれている記事(検索順位が上位の記事)を検索しているのが女性だからですね。この辺りはキーワード選定の課題点だと思います。現在メディア運営されている方は注意してくださいね(笑)
多くの人は「キーワード選定」がとても大事だと言いますが、そのキーワードを誰が検索するだろうか?と考えるといいと思います。大きく分けて男性が検索するワードなのか、女性が検索するキーワードなのか、そのあたりを考えると訪問者の属性を絞り込めると思います。
- サイト訪問者の40%が25-34歳
これは予定通り!20代後半~30代の独身の方向けのメディアにする予定だったので、訪問者の年齢はほぼ合っていますね。
収益の推移
え?気になる…?ほぼゼロですよ\( ‘ω’)/
というのは嘘なのですが、1日当たりの収入に直せば100円くらいじゃないでしょうか。(笑)オウンドメディア運営半年で大きな収益が出るとは思っていないので、今後じっくりキャッシュポイントのクオリティを上げたいと思っています。
「本能ハック」の今後
当サイトは「20代後半~30代の男性に、考え方の気づきと解決方法をシェアしていく」というコンセプトで運営しています。詳しくは「当サイトについて」というメディア紹介記事をご覧ください。
今後はより一層僕個人が得た「発見」を発信していきたいと思います。一緒に記事を書いてくださっているライターさんも、役に立つ記事をたくさん書いてくださっています。この場を借りて改めて感謝です!
今後の戦略①既存記事の修正
既存記事の修正も頻繁にしていて、メディア運営をされている方はご存知の「Google Analytics」と「Google Search Console」という管理者向けのツールを使いながら、とにかくしょっちゅう過去記事を修正しています。
より読みやすく、親しみやすい記事を書いていきたいと思っていて、無機質で感情が入らない記事にならないように注意しています。
最近はSEO(検索エンジン最適化)時に、記事内容が精査されるようになっているようなので、とにかく一記事一記事を丁寧にリサーチしつつ書いていくのが正解ですね。既に書いた記事を加筆修正するのもメディア運営者の仕事です。
加筆修正の作業は、回遊率を上げる目的でも役立っています。
今後の戦略②一次情報の発信
戦略を話しているところで、改めて考えたいのが「ブログ」と「オウンドメディア」の件です。
実はこの二つの媒体で、オウンドメディアに欠けがちな要素が「ブログ」にはあるんです。
それは「一次発信の情報」です。ブログは著者の「経験」や「体験談」を積極的に書いていくスタイルが多いと思います。それはネット上にある情報を編集しているだけではない、貴重な情報。
オウンドメディアは検索者の需要に合わせて記事を作ることが多いと思いますが、多くの場合リソースはネットの検索結果です。ネットや本のまとめ直しは「二次情報の発信」にあたります。
体験談や人間味が入っていない、二次情報の記事だけでは今後オウンドメディアは廃れるだけだと思います。やはり「ブログ」に備わっている一次情報がカギになるはず。
当サイトでは、なるべく「ブログ」に備わっている体験談やレビューなどの情報発信もしていくことを一つの戦略にしたいと思っています。
まとめと目標
ということで、オウンドメディア運営開始~半年経った現在の情報や、今後の戦略などをまとめてみました。
目標としては年内10万PVと、メディア開始1年後となる来年3月には50万PVほどにしたいと思っています。
ただ、PVが多ければいいのかというとそうでもないので、メディアの役割をしっかり果たせるよう良質な記事を書いていきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いします!
この記事の次月の報告はこちらに書いています▽
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