お酒初心者でもわかる!お酒の種類や大人な飲み方ができる方法まとめ
お酒初心者の編集長を「ちょっとわかってる大人の男」にしましょうか?
これから「お酒」を生活の一部に取り入れてみたい方は、大歓迎!
主なお酒の種類や飲み方をご紹介するので、この記事を読めば「お酒をオシャレにたしなむ大人」になることができると思います。
※お酒は、体質や体調を見極めてから楽しんでください。
Contents
初心者でもわかるお酒の種類の特徴・楽しみ方の基礎知識
一言に「お酒」といっても、種類は様々です。
そして、深く知れば知ろうとするほど、混乱します…。
何千、何万という種類や飲み方、特徴を一気に頭に入れるなんて、私には到底無理な話です。だって仲良し仲間のフルネームと漢字を覚えるだけでも、すでにいっぱいいっぱいですもの…。
ということで、まずは簡単にご説明します!
「お酒」は製造方法によって、「醸造」「蒸留」「混成」の3つにわかれます。
ビール
乾杯時の定番(韓国の友人は、締めにビールでしたが)ですね。
アルコールは3%~8%が主流でしょうか。
ビールの分け方は原料、色、酵母など様々ですが、飲み会などでよく聞く「生ビール」は熱処理をしていないビールを指します。
日本のビールが苦手な方でも、海外のビールは飲めるなど、味や飲み口も多種多様です。
フレーバービールは、果物やチョコの香や味がついているので女性を中心に人気です。
発泡酒や新ジャンルビールなど、スーパーで目にしている方もいらっしゃるでしょうか?
本来「ビール」が好きな方でも、プリン体ゼロ・糖質ゼロの誘惑により健康のためという名目(笑)でご家庭では発泡酒などを飲まれる方も多いです。
もちろん、飲んだからといって健康が保障されているわけではないのでご注意ください!
ワイン
赤・白と分類したいところですが、お待ちください!
ワインは
- 「スティルワイン(赤ワイン・白ワイン・ロゼなど)」
- 「スパークリングワイン(シャンパンなど)」
- 「フォーティファイドワイン(ポートワイン・シェリーなど)」
- 「フレーバードワイン(キール・サングリア・ヴェルモット)」
に分かれます。
アルコールは6~20%ですが、最近では2~3%のものもあり、ますます女性層を獲得していきそうですね。
ブドウの品種や生産地域などにより、味や飲み口に幅があります。
(ちなみに!赤ワイン+白ワイン=ロゼではありませんよ!!!)
一般的に男性は赤ワイン、女性は白ワインを好むと耳にしますが、一概にそうとはいいきれません。(どうでもいい情報ですが…私は白も大好きですが、赤ワイン派です。)
甘いものがお好きな方は、ぜひアイスワインをお試しください!アイスクリームに、とろぉりとかけてもおいしいですよ。
動脈硬化や高血圧予防への期待が高まったこともあり、ワイン人気に火がついた時期もあります。しかし、あくまでもワインは薬ではなくアルコール飲料です。飲めばいいというものではないことを念頭におきつつ楽しんでくださいね。
カクテル
夜景の見えるバーを想像してしまう「カクテル」という言葉。それだけでオシャレ度アップな雰囲気ですよねー。
女性に人気のファジーネーブル(ピーチリキュール+オレンジジュース)、グラスのふちにつく塩がおしゃれなソルティドッグ(ウオッカ+グレープフルーツジュース)、色鮮やかなレッドアイ(ビール+トマトジュース)、定番といったらマティーニ(ジン+ベルモット)と、組み合わせはたくさんあります。
今や量販店でも目にするようになったカクテルは、何種類かの果汁やリキュールを合わせたものをいいます。
合わせたものによってアルコール度数はかわるので、お酒に強くない方は合わせるものをソフトドリンクにしておくと安心です。
また、ノンアルコールカクテルもあるので、運転する場合やお酒が飲めない方でも雰囲気を味わうことができます。
焼酎
年配の上司が焼酎好きだからプレゼントしたら苦笑いされた…なんてことはないですか?
実は焼酎には種類があって、人により好みが違います!
定番の、米焼酎・麦焼酎・芋焼酎。そして、そば焼酎や黒糖焼酎、栗焼酎、泡盛などなど、香や飲み口または使用する麹の違いから結構好みが分かれます。
焼酎は「おやじ」のお酒というイメージが強かった時代もありますが、今では変り種焼酎を中心に若い女性にも受け入れられるようになりました。
焼酎専門のバーもあるので、知識をしいれながらグラスをかたむけるのも素敵な時間ですね。
日本酒
でました!「おやじ」のお酒ド定番!日本人なら必ずと言っていいほど見たことあるのではないでしょうか?ところが最近では、若い世代そして女性人気がすごいとか?!
日本酒も、香や絞り方、米の磨き方などで様々な分類方法があります。ですが、一度に覚えるのは大変なので…まずはこちら!ラベルに「純米」と書いてあるか、ないか!
「純米」と表記されている場合は、醸造アルコールがはいっていないことを表します。
醸造アルコールが悪いわけではなく、飲み口がことなるためにそれぞれで好みが分かれます。
気に入った日本酒に出会ったら、「純米」か否かをもチェックしてみてくださいね。
日本酒も産地や使われるお米などで、香も飲み口も違うのでいろいろ試してみるとお気に入りの一本に出会えるかもしれません。
さて!女性人気を獲得した日本酒ですが、なぜ人気になったのか…それは、スパークリングタイプをだしたり、カクテルに使用したことで、おしゃれ感が増したんです!
海外でも大人気の日本酒を、気になるあの方と楽しみたいですね。
ウィスキー
穀物が原料のウィスキー、大麦麦芽(モルト)だけを使った「モルトウィスキー」と穀物(コーンなど)を使った「グレーンウィスキー」、二つを合わせた「ブレンデッドウィスキー」があります。また「シングルモルトウィスキー」は一カ所の蒸留所で作られたものを指します。
「スコッチ(スコットランド)」「アイリッシュ(アイルランド)」「カナディアン(カナダ)」「アメリカン(アメリカ)」「ジャパニーズ(日本)」の五大ウィスキーから、飲み比べてみるのをおすすめします。
ウィスキーの定番おつまみで、チョコを出してしまいそうですが、辛口ウィスキーの時には辛口おつまみもあいますよ!
ビーフジャーキーや燻製も試してみてくださいね。
ブランデー
果物が原料のブランデー、どの果物を原料としているかで名称がかわります。主にブドウがつかわれており、有名なものは「コニャック」「アルマニャック」「グラッパ」などでしょうか。
そして、りんごを原料とした「カルヴァドス」やさくらんぼを原料とした「キルシュヴァッサー」など、種類は豊富です。
よくブランデーラベルに表記されている「V.S.O.P」「V.O」「X・O」などは、等級を表しています。しかし国際的な統一基準はありません。
ブランデーで定番というと、やはりチョコやコーヒー(カフェロワイアル)との合わせですね。もちろんナッツ類やドライフルーツも最高です。
はじめから高級ナッツを購入する必要はないので、まずはミックスナッツなど手に取りやすいものから合わせてみてはどうでしょう。
ハイボール
CMで知って試した方も多いはずです!ハイボール!
こちらはカクテルの一種です。氷+ウィスキー+ソーダで完成です。
ウィスキーとソーダの割合を調整すれば、お酒の弱い方でも自分に合った楽しみ方ができます。
氷の有無や、ソーダの種類でも香や味がかわるので、組み合わせの幅が広がりますね。
カクテルだしウィスキーだし…なにをおつまみにすればいいの?と悩むところですが、ご安心ください!飲んだくれ仲間(笑)に聞いたところ、市販のポテトスナックで十分おいしく合せられるそうです!ご家庭にあるものをおつまみにはじめちゃいましょう~。
サワー・チューハイ
チューハイはもともと焼酎ハイボールの略称で、サワーは酸味と甘味を加えてつくるなどいわれていますが、実際のところ現在ではほぼ同じものとして使われています。
ともに、蒸留酒(スピリッツ)に果汁を合わせたものに炭酸をいれてつくります。
お店によっても表記がさまざまなので、酸味や甘味にもこだわる方は、お店の方に入っているものを聞いてみるといいですね。
その他のお酒と、名称のちょっとした違いを知ろう
他にもいっぱいあるのですが…よく違いが判らないという名称をまとめてみました。よく聞く「ジン」と「ウォッカ」はお酒の種類が別物です。
- ウイスキー
- スコッチ
- バーボン
- ブランデー
- コニャック
- ラム
- ウォッカ
- ジン
- テキーラ
- スパークリングワイン
- シャンパン(スパークリングワインで、フランスの地方で作ったもの)
- ドンペリ(シャンパンの中でも、最高級の銘柄)
- シャンパン(スパークリングワインで、フランスの地方で作ったもの)
デキる大人に見えるお酒の飲み方
「とりあえず生で!」居酒屋でのお決まりの一言ですよね。
私はこれにかなり苦しめられました…。唯一苦手なお酒がビールなのです。
飲み放題プランの時など、本当に地獄で…大きなジョッキを空にしないと次がこないという現実。
現在でも生ビールから始めるのは定番でありますが、ビールが苦手だからとカクテル・チューハイから始めても白い目で見られることは少なくなったようです。
お酒初心者の方でもすぐにできるおすすめの飲み方をご紹介します。
相手の好みを確認しよう!
定番生ビール始まりが当然のごとく行われると、飲めない方や他のを飲みたい方は言い出しにくくなります。
「生ビールの方!それ以外の方!」など、ちょっと気をきかせた注文の取り方ができるといいですね。
ペース配分に気をつけて!
飲めばいいんだろう!とばかりに、次から次と流し込むのはスマートではありません。
お酒を味わい、時間を楽しむことを第一にしていきましょう。
また、相手に対しても同様で、飲ませればいいってものではありません!
グラスが空になったのが気になる時は「次はどうしますか?」など、相手が決定権をもてる聞き方をするとお互い気分がいいですよね。
プロに聞いてみよう!
大人だからなんでも自分で決めることがかっこいい!というわけではありません。
特にお酒に関しては、かなりの種類や飲み方、おつまみの合わせ方がありますよね。
バーテンダーやソムリエはプロです!
甘いものが飲みたい、お酒に弱い、この料理に合わせたいなど、要望を伝えましょう。
これは女性の前でも決して恥ずかしいことではありませんよ!知ったかぶりはやめましょうね。
薄い→濃い、低い→高いを意識して!
何種類かお酒を飲むときには、味の薄いものから濃いもの、アルコールの低いものから高いものと順番に飲むのがおすすめです。
また、デザート感覚で最後に甘いお酒を注文するのも粋ですね!
乾杯の時に、ビールやスパークリングワインを飲むことが多いですが、これは炭酸でアルコール度数も少し低くなっています。
そして順に、日本酒や白ワインなどに移行していきます。
ただし、お酒に弱い方や飲めるものが制限されているときには、順番にこだわる必要はありません。
コラム:これがうまい!オススメおつまみ
定番のおつまみに飽きた方は、ぜひお試しください!
私の「邪道おつまみ」です(笑)
それは…白ワインに納豆!!!
あっ!話だけでも聞いてくださーーーい!
白ワインはすっきり辛口のものを選びましょう。そして、ポイントです!納豆をまぜすぎないことです。
納豆に薬味をプラスしたり、油揚げを巾着にして中に納豆をいれて焼いてもGood!
何人かでお酒を飲むときの大人な振舞い。マナーと楽しみ方など
お酒パワーはあなどれませんよね!翌日大後悔の嵐にならないように、ポイントをおさえながら楽しい時間を過ごしましょう。
友達同士で飲むとき
ついついハメをはずしてしまいそうになりますが、踏みとどまって下さいね!
イッキ飲みや強要は絶対にいけません。
友達といえ、好きなお酒やペースはそれぞれです。または、体調などで禁酒中の方もいるかもしれません。
友達だからこそ、余計なことはせずにお互い好きなお酒をすきなだけ楽しみましょう!
また、毎回記憶があやふやになる友達がいる場合、できるならば最初に会費回収を済ませてしまうのも1つの方法です。後でおつりとレシートをお財布に入れておいてあげましょう。
目上の人と飲むとき
緊張でお酒が進んでしまいそうですが、泥酔注意です!
いつもの自分のペースを少しゆっくりめにするぐらいがちょうどいいと思います。
また、お酒をつがれるのを良しとする方と、完全に自分のペースで飲みたい方がいるので、お酒をすすめる場合は注意が必要です。
年上だから、日本酒と焼酎が好き!というわけではないことも念頭にいれておきましょう!
相手が酒好きな場合、お酒のことを聞いてみると話が弾むかもしれません。
※飲むと無口になる方もいるので、見極めは大事です!
部下や年下を連れて飲むとき
はじめに一言、おごりなのか割り勘なのか伝えてあげると相手も飲みやすくなります!
部下や年下だからといって、俺の酒を飲め!的に威圧感を与えるのは絶対にやめましょう。
潰しにかかるなんてもってのほかですよ!
若くてもお酒に詳しい方もいます。二次会に移る時に、相手の好きな系統のお店に連れて行ってもらうのも世界が広がります。
カップルで飲むとき
男性はついつい見栄をはりたくなりますが…かっこつけすぎ、知ったかぶり、くどくどした知識披露はNGです!
女性は雰囲気や時間、会話を楽しみます。いくら高級なお酒を飲んでいても、泥酔してトイレからでてこない…なんて失態をおかしたら、次は厳しいと覚悟しましょう!
お酒初心者同士なら二人でお店やお酒を開拓していくことができますし、女性の方がお酒に詳しいなら教えてもらいながら、おすすめのお店へ一緒に行くこともできます。
「お酒」というツールを使い、二人の時間が楽しい!ということをお互いに思えるようにしていきましょう。
コラム:お酒好きな人と飲む時に相手に喜ばれる対応
お酒が入るとかわる方がいます。
無口⇔おしゃべり、無表情⇔表現豊か、優しい⇔怖い…などなど。
なので…相手にあわせるしかないですよね…。
一般的にはその時飲んでるお酒をきっかけに、話を広げていくと喜ばれますね。
日本酒を飲んでいたら、どんな飲み口が好きか、どこのお酒か、冷と熱燗の好み、自宅でも飲むのか…という感じです。
下手にはむかわず、肯定してあげると大抵うまくいきます(笑)
ひとり飲みのススメ
いいですよ~ひとり飲み!外でも家でも、自分のペースで過ごせます。
今は「晩酌セット」というメニューも登場していて、ひとりでさらっと飲みたい時に重宝します。
バーカウンターで、一杯飲んでその日の疲れをリセットして帰宅するのもすっきりしますね。
普段飲まないものに挑戦するのもよし、定番でせめるのもよし。ただし、いつもより控えめにしましょう!ひとりなので、何かあった時に助けがありません…。
私の友人は自宅でひとりカクテルを楽しみ、強いお酒を混ぜすぎた結果…記憶なく倒れたそうです。
お酒初心者向けQ&A
酔わないお酒の飲み方のコツって?
言ってしまえば…飲みすぎないこと!!です。
蒸留酒が酔いにくいといわれていますが、「酔い」には体質や体調が関係してきます。極論ですが、必ずこのお酒ならOKとかこうすれば大丈夫!という方法がないんですよね…あるなら私が知りたいぐらい…泥酔しませんが。
でも、次のことを試してみてはいかがでしょう?
- 空腹でお酒を飲まない!
- お酒を飲む前に、乳製品を摂取する!
- ウコンを飲む!
- ゆっくり飲む!
- お酒を飲みながら水を飲む(チェイサー)!
- 寝る前にトイレと水分補給を忘れない!
これで、いくらか酔いづらくなるはずです。
高いお酒と安いお酒の違いって?
不純物を丁寧にとっているほど高くなり、不純物や添加物が多いと安い傾向があります。
しかし、高いから絶対いい!安いから絶対ダメ!というわけではありません。
なかなか手に入らないお酒はプレミアがつき、必要以上に高値取引されますし、安くても品質のしっかりしているものも出ています。
自分にあったお酒を探したい時は、様々な価格帯のものを飲み比べてみるのもいいですね。
お酒飲むと太る?ダイエットしてる時はどうなの?
お酒だけが太る原因ではありません!ダイエット中は飲まない方が無難です!
もちろん、お酒にもカロリーがありますが、太る原因として考えた場合「おつまみ」があげられます。
お酒のせいで、揚げ物や甘いものを必要以上に摂取していませんか?
ついつい飲まない時より箸がすすみませんか?
〆に焼きおにぎりやラーメンを食べていませんか?
空腹飲酒はNGですが、飲んでいるときの食生活を見直してみましょう!
ダイエット時は、蒸留酒ならまだマシ…とも言われますが…ダイエットで体に負担がかかっているので、あえてお酒を入れることはしない方がいいと思います。
まとめ
お酒初心者のみなさまが、基本知識を身に付けて初心者から一歩踏み出せましたでしょうか?
お酒は大人の楽しみの一つですが、あくまでも個人差がある飲み物です。体調や体質を客観視できてこそ、大人です!ご自身がお酒をコントロールする側になって下さいね。
お酒が飲めなくても、ラベルやビン・缶コレクションなど他の楽しみ方もあります!
みなさまの趣味が広がることを願っています。乾杯!!
…誰かとお酒を飲む「お付き合い」ってありますが、その時にお互いが楽しく飲める会話術があります。「また一緒に飲みたい!」と言われる会話術を次の記事で紹介しています。
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