Skype英会話比較!オンラインで日常会話上達できる選び方と活用法
外国に行くお金も時間も無いから、英語がいまだに話せないんだよね…。
と生ぬるいことを言えない時代。オンライン英会話(Skype英会話)を使えば、短期でスピーキングやリスニングの能力を上げることが可能です。
今回は、何社もあるオンライン英会話のおすすめ比較と、選び方、会費で目いっぱい活用する方法を一挙にご紹介します。
Contents
オンライン英会話サービス比較ランキング
まずはサクッと、20時間ほどオンライン英会話サービスの特徴や強みなどをリサーチした結果、目的に合致していると思われたサービスを、ランキング形式TOP3をご紹介します。(疑り深い性格なもので、いろんなサイトの情報を比較しています…)
今回目的としているオンライン英会話の条件は、次のようなものです。
- 現在のレベル(こんな人を対象に選んでいます)
- 高卒までの英語教育を受けている状態
- 英語は好きだけど、スピーキング・リスニングが微妙
- 目的と目標
- スムーズな日常英会話の習得が目標。
- みんながおどおどして「えっアタシ英語無理~」と言っている。
- でもあなたは自信ありげにスラスラと英語が出てきてカッコイイ(←これがゴール)
- さらに、日本人で英語が話せる人の割合3~4%の人と英語でも会話できるようにする。
- 期間
- 長期での入会ではなく、短期集中。
- 3ヶ月~6か月で目標達成できるスクールを探す。
- 費用
- なるべく安く!低価格オンライン英会話を探す。予算は上限10000円/月。
- 期間内に目標を達成できなそうな低評価スクールは除外。
- 教師
- 女性講師が多いのを希望します!(僕は男なのでw)
- …( *´艸`)
- 教材
- 中途半端な教材を採用しているスクールは除外。
- 本当に使える、有効性の実証されている教材で学べるスクール。
こんな前提を元に、おすすめのオンライン英会話TOP3を厳選してみたのがこちらです。
この3サービスの一つ一つの特徴と魅力をサクッとご紹介します。
DMM英会話
- 特徴
- 日常会話が気軽にできる
- 価格が安く、通常月額1480円の(iknow)というスマホアプリが無料に
- 月額料金
- 5500円。
- 1日1回25分で話し放題。
- レッスン可能時間
- 24時間
- 講師の人数
- 5700名以上(業界最大)
- 講師の国籍
- 60か国以上
- 教材
- Basic Grammer in USEや、瞬間英作文トレーニングなど
- 無料体験
- 2回まで無料
他サイトでもかなりプッシュされていたDMM英会話。やはり今回の目的を考えても1位だと思います。正直、「質」や「正確な英語」という面では、3位のベストティーチャーの方が上かもしれません。
しかし、価格の安さや在籍講師の数が多いことから安心の女性講師を選びやすい点や、スマホアプリのiknowまで使えるということから、1つ目に始めるには一番オススメという結論になりました。
正直なところ、値段だけで考えるのであれば2位の「ネイティブキャンプ」の方が無制限に話せてオススメです。ただ、話しているだけでは身につかないので、英語勉強アプリのiknow(一般価格1480円/月)が使用できる点が評価に貢献していると思います。
ネイティブキャンプ
- 特徴
- 予約不要。
- 無制限話し放題。
- 月額料金
- 4950円。
- 1日の制限もなく、無制限話し放題。
- レッスン可能時間
- 24時間
- 講師の人数
- 1100名以上
- 講師の国籍
- 30か国以上
- 教材
- オリジナル教材
- 無料体験
- 7日間無制限
実際に登録して使ってみたレビュー記事がこちら!▽
今回オンライン英会話をリサーチしていて、一番大盤振る舞いだと思ったのがネイティブキャンプでした。初回7日間完全無料・無制限でレッスン可能って…(笑)
芸能人も使って宣伝しているみたいですし、知名度も右肩上がりのようです。僕が知らなかっただけなんですね。
しかも嬉しいのが、美人女性講師が多いと感じたこと(笑)ほとんどがフィリピン系講師ですが、やっぱり女性講師から授業を受けたいのです(´ω`)
女性講師ばかり言っていても仕方がないので、ネイティブキャンプのさらなる驚きの部分をご紹介します。それは「予約なし」でもすぐに英会話ができる仕組みがあること。これは画期的です。
DMM英会話もベストティーチャーも、予約なしで授業が受けられる仕組みはないので、「今から英語で話したい!」と思ったときに思い付きで話すことができるのは、忙しい人にもかなりのメリットです。
しかも価格は今回紹介した中で最安値で、会話無制限ときたものです。これはすごい。
2位にしている理由は、なぜか他のサイトで1位にあることが無かったからです…。ただそれだけ(ただのミーハーか)
ということで、ネイティブキャンプは1位にも2位にも置けそうな、ランキング無視で今回の目的にマッチするオンライン英会話だと思います。
ベストティーチャー
- 特徴
- 正確な英語を話せるカリキュラム
- 月額を払えば、無制限で話し放題。
- 月額料金
- 9800円。
- 1日の制限もなく、無制限話し放題。
- レッスン可能時間
- 24時間
- 講師の人数
- 160名以上
- 講師の国籍
- 30か国以上
- 教材
- 自分で作る
- 無料体験
- ライティング1回、スピーキング1回
3位のベストティーチャーは、言語を覚える時の黄金ノウハウに乗っ取って上達できるサービス。
この黄金ノウハウとは、「いつもの日常会話や普段使うジャンルの英語をひたすら反復する」というもの。市販されている教材や、単語帳の一番の欠点は、「使わないものもたくさん勉強しなければいけないこと」です。
その点がベストティーチャーでは改善されていて、まず自分の話したいことや、毎日実際に話していることを正確な英語に翻訳(ライティング)してもらいます。そしてその英語になった文章を、講師と一緒に読む。これは最強の言語学習方法です。
ベストティーチャーは9800円で無制限の話し放題プランなので、それも評価できます。2位のネイティブキャンプとどちらを2位にしようか迷いましたが、ベストティーチャーは価格が1万円近いので3位にさせていただきました。
でも、大人の言語の勉強方法という面では、必ず効果の出るメソッドを採用していると思います。
オンライン英会話をやるべき人は、こんな英語レベルの人
オススメのオンライン英会話サービスを最初にご紹介しましたが、「オンライン英会話を今すぐにでもやるべき人」と「やるべきでない人」がいます。
やるべき人は、個人的な判断基準ですがこのような人です。
- 中学・高校の時に英語が好きで、まじめにやっていた
- 学校を卒業してからも、多少は英語に触れていて「嫌いではない」
- つたない英語だけど、外国人と話せると少しワクワクしたり嬉しくなる
逆に、上に当てはまらない人は、オンライン英会話を始めても思った以上に効果が出ないと思います。
オンライン英会話をやるべきでないレベルの人
オンライン英会話は安くて誰にでもできそうですが、あまり効果が出ない人はこのような人です。
- 学生時代に英語の授業をまともに受けていなかった
- 認知英単語が600単語以下(知っている単語数が、英検5級合格ライン以下)
- 英語に対してアレルギーを持っている
- とりあえず実践すれば伸びるだろう、と思っている
とくに「基礎英語力」というのはよく考える必要があります。もし基礎文法や基礎的な語彙(単語数でいうと600単語~900単語ほど)を「聞けばわかる」というレベルでない場合、あらかじめ簡単に以下の英語アプリで復習しておく方が時間とお金のムダが少なくなります。
基礎英語力が無い段階で英会話に走っても、本当に進歩しません。たとえて言うなら、まったくボクシングの経験も体づくりもしていない人がリングに上がっても、パンチをあびるだけ浴びてノックダウンしてしまう…そんな感じです。「試合にならない」ということです。
オンライン英会話以外の最新英語学習ツールで英会話の準備
それでは、オンライン英会話を「やるべきでない人」は、どうやって基礎英語力をつけるかというと、3つのアプリを使うことオススメしています。
Lingvist(リングビスト)楽天の社内英語公用化に使われているアプリ
以前は下に書いた「デュオリンゴ」がオススメだったのですが、今は基礎力をつけるために使うアプリはLingvist(リングビスト)がオススメです。
Lingvistの有効性について、詳しく書いた記事をご覧ください。▽
Duolingo(デュオリンゴ)無料の英語学習アプリ
デュオリンゴは、世界で最も利用者が多いという、無料の英語学習アプリです。このアプリのすごいところは、まったく英語力がゼロでも絵などを使ってジワジワと英語力が高められるところです。
ちなみに、僕は準上級レベルだそうです。(´・ω・`)
無料で始めやすいので、僕も英語が苦手な友達に勧めていますが、先生に教わるよりもマイペースで、ゲーム感覚で進められるのでオススメです。
ただ、文法解説はないので、「なぜこの文法なのか」というのがわからない場合は、おとなしくForest英文法などの王道文法書などを買っておくといいと思います。
Quizlet(クイズレット)無料の暗記アプリ
クイズレットを使うと、基礎文法や単語を手軽に暗記することができます。このアプリも、「暗記・フラッシュカード系アプリ」では世界一使われているものです。
暗記の仕組みはエビングハウスの忘却曲線を使っているようなので、安心感があります。
クイズレットを使うメリットとしては、有料で販売されている「基礎英単語集」や「瞬間英作文トレーニング」の内容を有志の人が学習カードにして用意してくれているところです。
本屋さんで買わなくても、他の人が作った学習カードで学習を進めれば、基礎英語力をつけられるというものです。ぜひ使ってみてください^^
なぜこの順位?オンライン英会話の選び方
今回オンライン英会話の比較ランキングで、厳選した3種類のオンライン英会話を紹介しました。
なぜこのランキングになっているのか、理由を交えながら解説しますね。これを読めば安心して「最もあなたに合ったオンライン英会話」を選べると思います。
安すぎるサービスの危険
実は、今回紹介した以上に安いサービスもあります。オンライン英会話は、2017年現在170以上のサービスがあるので、価格の安さだけだったらまだまだ違うサービスも見つかります。
しかし、安すぎるオンライン英会話にはそれなりの問題もあるようなのです。
- 講師の絶対数が少ない
- 講師のアクティブ率が低い(授業ができる教師が少ない)
- Skypeの環境がよくない国の講師が多い
- とりあえず人数合わせのための講師で、教える能力がゼロ
- 人件費を削りすぎていて、サポートまで手が回らない
このような問題もあるということだと、「安すぎるのも問題」ということになりますよね。今回紹介した3種類のオンライン英会話は5000~10000円の枠で、バランスがとれているスクールを選んでいます。
日本人教師・日本語OK外国人はいらない
今回選ぶ基準として、「日本人講師」や「日本語OK外国人講師」がいるという条件は入っていません。
なぜかというと、日本語が使えてしまう時点で、オンライン英会話をする意味が一気になくなるからです。
上にも書いているように、「日本語を使わないとコミュニケーションが成り立たない状態」の場合はオンライン英会話を始めるレベルではないです。自習した方が学習スピードは早くなります。
それでも、日本語が話せる人とコミュニケーションをとりながらゆっくり英語を学びたい!という方もいらっしゃると思うので、そこは止めません^^;DMM英会話は日本語教師もいるので、英語がダメダメな方にもオススメです。
ネイティブスピーカーである必要はない
オンライン英会話を始める前に気になるのが、「ネイティブ講師少ないんでしょ?」「フィリピン人だと発音悪いんじゃないかなぁ…」というご意見。
僕はこの面、「ネイティブスピーカー(アメリカ人・イギリス人・オーストラリア人)から学ぶ必要はない」と考えます。
理由は、ネイティブスピーカーより、非ネイティブのイングリッシュスピーカーの方が圧倒的に多いからです。英語は国際語なので、英語人口は17.5億人。その中で非ネイティブのイングリッシュスピーカーは約8割の13.6億人。2割の純ネイティブより圧倒的に多いんです。
そもそも、コミュニケーションツールとしての英語を考えるのであれば、完全ネイティブと話す機会の方が少ないので、いろんな国の人の英語に対応できる力の方が大切なんですよね。
目的別で選ぶなら
ここまで読んでくださっている方で、いまだに悩むという方は「目的別」にオンライン英会話を選ぶのも一つの方法だと思います。
ざっくりですが、こんな感じで目的別に選べます。
会費内で目いっぱい活用する方法
オンライン英会話は一般に月額制で入会できるので、入会費をムダにしないために、月額内で最大限活用するためのワザをご紹介します!
なるべく同じ講師を選ぶ
一つ目に意識して欲しいのが、たくさんいる講師の中で「お気に入りの一人」を早めに決めることです。そして、お気に入り講師が決まったら、なるべく同じ講師と授業をしてください。
これには語学上達の為のポイントが隠されていて、それは心理学のラポール効果というものです。
ラポール効果は、同じ人と一緒にいると「信頼関係」や「親密度」が上がってくることを言うのですが、相手と打ち解けると「ラポールが形成される」などと使います。
ラポール効果を使うと、「よくわからないけどわかる」ということや、「この人の言うことならなぜかわかる」という状況が生まれます。
言語を学ぶ際に、いろいろな人から教わるよりも、本当に信頼できる人と学ぶと、それだけ早く外国語スキルが作られるので、ラポール効果を活用してみてくださいね。
文法の修正をしてもらう
オンライン英会話の有効活用方法として、イングリッシュスピーカーに「翻訳文の修正」をお願いすることがあります。
一番いい方法は、「日常会話で話す内容を英語に翻訳して、それをイングリッシュスピーカーにチェックしてもらう」というものです。
多言語をみるみるマスターした人の一人に、トロイ遺跡を発掘した考古学者のハインリヒ・シュリーマンという方がいるのですが、その人も使っていた言語学習法です。最終的には18か国語を話せたシュリーマンは、現地の人に自分の翻訳文のチェックをしてもらうことを日課にしていたんですね。
オンライン英会話を使う時には、謙虚になって「おかしいところを修正してもらう」というのをやってみてほしいと思います。
あらかじめ質問をまとめておく
せっかく日本国内だと話す機会のない外国の人に話せるチャンスなので、質問を用意しておくのも活用方法の一つです。
例えば、講師の人について知りたいことを英語の質問の形で用意する例として…
- 毎日朝食は何食べているの?(What do you eat for breakfast?)
- 最近どんな本を読んだ?(What kind of book do you read recently?)
- 好きな芸能人は誰?(Who is your favorite artist?)
とか、友達に聞くようなことを聞いてみましょう!こういった「しつもん」のストックを持っておくだけでも、英語を話せない人とかなりの差がつきますよ。
復習する
毎日の復習は大変かもしれないですが、話し終わったあとに「すぐ」復習するのがオススメです。
エビングハウスの忘却曲線の考え方によると、人は復習しないと、20分後に42%の情報は忘れているようです。30分英語で話した内容の42%忘れてしまう…ということです。もったいない!
であるなら、話し終わった後「今日話したのはどんなことだったかな?」ということや、「今日はどんな単語が出てきたかな?」と5分ほどでも復習すると全然違います。
毎日のオンライン英会話があるからと言って安心しないで、最大限に活用するために復習時間はぜひとってほしいですね。
オンライン英会話の選び方と活用方法の総括
他サイトを見ると、「いろんな英会話教室を全比較しました!」などの記事がありますが、僕はああいうのは読むだけでよくわからなくなります(笑)
数が多すぎるというのも問題なんですよね。でも、一番言いたいのは「どのオンライン英会話に入るかより、そのスクールに自分に合う講師がいるか?」という方が重要だということです。
ためになる授業をしてくれて、それで自分に合う人を見つけるために、それぞれのスクールで準備している無料体験の期間を有効活用できるといいと思いました。
- DMM英会話(2回まで無料)
- ネイティブキャンプ (7日間まで無料)⇒最終的に継続登録したのはコレ。レビュー記事へ
- ベストティーチャー (ライティング・スピーキング1回ずつ無料)
試してみないとわからないこともあるので、「先生選び」に注目して無料体験の期間を有効活用してくださいね。
それでは英語上達したい方に、この記事の「選び方・活用方法」が参考になるよう願っています!