アフィリエイトで売れる広告を見分ける千里眼を養う方法

 2017/06/17 1.WEBで稼ぐ方法
この記事は約 10 分で読めます。
鷲の眼・遠くを見通す千里眼

アフィリエイトで「稼げるジャンル」というものがあることを前回の記事でお伝えしました。

今回はさらに絞って、稼げる広告の選び方をお伝えします。

稼げる広告が分かれば、あとは攻め方(切り口)を考えることとサイト作成という2つを実践すればアフィリエイトで収入を得ることができます。一番大切な、失敗しない「売れる広告の見分け方」を身に付ける方法が気になる方は読み進めてみてください!

売れる広告の条件

売れる広告とは、売れる商品・サービスのことです。

この部分はマーケティングや心理術の面が大きいのですが、なるべく初心者~中級者の方に参考になるようにかみ砕いて書いてみますね。

ブランドが認知されている

ブランドが認知されている、というのは心理的に「同調現象」と言われます。

「あの人もこの人も知っている、みんな使っているからいいものなんでしょ?」という安心感になります。

例えば化粧品でいえば、無名な「(株)ライフフォース」というブランドより、「資生堂」「DHC」「花王」などのメーカーのほうが親しみがありますよね?(株)ライフフォースは実在しません。(知ってる)

テレビCMに積極的に参入している商品は、ブランド力があるので、アフィリエイトができるとしたら「売れる広告」になるわけです。

アフィリエイトサイト以外で広告を見かける

アフィリエイトサイト以外で、どのような時に商品広告を見ると思いますか?

例えば、インターネットだとしたら、Youtubeで動画を見ているときに挟まれる動画広告とか。あとは、FacebookやTwitterで友達のタイムラインに紛れ込んでくる広告。ああいうものは、採算が取れると踏んでいるので、高い広告費を払って広告を流しているんです。

アフィリエイトサイトは主に、GoogleやYahooの検索エンジンで見つかるサイトですが、それ以外のいろんな場所で広告を見かけるとしたら、その商品やサービスは「売れる広告」というわけです。

雑誌やテレビで紹介されている

インターネット以外では、テレビや雑誌、新聞などに広告がありますよね?

アフィリエイト目線で見ていると、電車の中吊り広告や駅の壁にデカデカと貼ってある広告も、売れる広告のような気がしてきます。そして、実際に知名度も高いので、アフィリエイト広告があった場合はやっておいた方がいいです。

インターネット以外の媒体で広告が出ているということは、広告予算も多く確保されているということです。最近ではこのような一般認知されている商品も、ASPで広告が見つかることも多いです。

成約までのハードルが低い

成約までのハードルが低い広告とはどういうことでしょうか?

  • 無料会員登録
  • 無料資料請求
  • 無料問い合わせ
  • スマホへアプリをインストール
  • 商品価格が安い

言い換えると、こんな感じです。ユーザーにリスクが少なく、購入に至りやすい商品やサービスですね。

商品を売る「物販」では、商品価格が安いものや、送料無料などで購入者の金銭的な負担が少ないものは売れやすい傾向があります。

サービスであれば、登録をするだけのものや、問い合わせだけでアフィリエイト報酬になる広告があります。

価格が安い

上の項目と似ていますが、値段の安さはそれだけ支払う人が増える理由になります。

購入するユーザー=消費者は、お金を払う時に心理的な痛みを感じるそうです。値段の安さはその痛みを最小限にするので、値段の安いサービスや製品は売れる広告と言えます。

売れるLPの特徴

本・夕日の無料素材

LPとは、ランディングページの略です。ランディングページは、企業側が用意するページで、そこから購買や契約行動をしてもらいます。

アフィリエイターの扱う広告のリンク先はLPになっていて、購入する人はLPの出来具合によって行動したり先送りにしたりします。

それで、「よい商品」や「便利なサービス」というだけで売れるわけではなく、LPの完成度も「売れる広告」の必要条件になります。売れるLPの特徴をご紹介します!

スマホ対応している

現在、LPを見る人はスマートフォン経由がかなりの割合のようです。

売るサービスや商品によっても変わりますが、アクセスしてくる人はスマホ7割:パソコン3割くらいが多いようです。女性用のLPなどは、スマホ9割:パソコン1割にもなるので、スマホ対応は必須です。

今は「レスポンシブデザイン」という、どの端末から見てもきれいに見えるLPも多いですが、アフィリエイターはLPをいじれない分、広告選定の時にスマホ対応しているかをしっかりチェックしておきましょう!

電話番号が書いてある

LPに電話番号が書いてあるほうが「売れるLP」の可能性が高いです。

最近では、電話アフィリエイトという、電話経由での契約発生もアフィリエイト報酬になるという広告も出ています。でも、電話が報酬にならないとしても、LPに電話番号が書いてあると成約率は上がるようです。

その理由は、購入者が「電話番号が書いてある。きっと購入しても安心だ!」と思えるからです。商品を購入した後も、気軽に電話ができるという安心感から購入に結び付きやすいようです。

LPに電話番号が書いていることは、売れるLPの一つのポイントになります。

購入までのアクションが少ない

購入・登録・問い合わせなどが簡単にできるLPを選びましょう。

よい商品だとしても、購入するときにたくさんの情報を入力しないといけないとしたら、買うのが面倒になってしまいます。

入力個所は少なければ少ないほどいいです。

また、LPに「入力フォーム」が直接載っているLPも評価は高いです。多くのLPは、

「LP⇒申し込みページ⇒申し込み確認ページ⇒購入されました!」

ですが、

LPに申込フォーム⇒申し込み確認ページ⇒購入されました!」

になっていると、手間が一つ省けます。これも反応の良いLPの特徴です。

限定性を強調している

買いたくなるLPは、「今」行動させるために限定性をもたせています。

売り込みが強すぎるのも問題ですが、購入者は基本的に面倒くさがりで、「いいものだな」と思っても成約までしてくれません。

そこをLPで「限定〇名様まで!」とか、「このキャンペーンは今月末までです」となっていると、行動する最後の一押しになるので、LPには限定性があったほうがいいです。

縛りや申し込みリスクがない

割り引かれる条件などが厳しくないLPもオススメです。

最近のアフィリエイト広告で、特に物販には「この価格で購入するには、最低3か月のご利用をお願いしています」のような文句が書かれているものがあります。

でも買う側からすると、「効果もわからないし使い続けるのはリスクになるなぁ」と思って購入してもらえないこともあります。

なるべくなら、使用期間の縛りや、申し込むことによるリスクの少ないLPのほうが売れます。この点、返金返品保証がついていれば、このマイナス点を回避できます。

返金保証付き

返金保証が付いていると、購入者はリスクが一つ減るので購入率が大幅にアップします。

売れるLPは、基本的に返金保証がついています。

芸能人・有名人を起用している

芸能人をイメージキャラクターにするのは、かなりのお金がかかっています。その時点で「お金がある広告主」ということで売れそうですが、ユーザーの立場からしても買いたくなります。

「あの芸能人さんが使っている製品なら大丈夫だ」とか「自分もあの有名人の人のようになりたい!」という気持ちから、購買行動に移ります。

最近では、インスタグラムに製品と一緒に自撮り写真をアップしているモデルさんがいますが、LPにそんな画像が使われていたら売れやすい感じがしています。

特典が魅力的

メインの商品を買ってもらいたいので、LP上で購入特典を強調している広告があります。

特典が魅力的だと、ユーザーは「ここで買ってもいいかな」と思います。あなたが「特典が魅力的!」と思えたら、売れるLPの可能性が高いです。

売れる広告の探し方

手でフレームを作る美女の無料素材

最後に、今回紹介した特徴を満たす「売れる広告」の見つけ方をご紹介します!

稼いでいるアフィリエイターはみんな実践しています。では早速どうぞ!

上位のアフィリエイトサイトをリサーチする

例えば、「育毛剤ジャンル」で売れている広告を探したいとしたら、「育毛剤 ランキング」や「育毛剤 おすすめ」で検索して、検索で1~5位くらいにいるサイトに目を通してみます。

どのサイトでも扱っている広告があるとしたら、ユーザーに売れていて、アフィリエイト報酬になる広告なのでメモしておきましょう。サイトによってオススメ順がバラバラかもしれませんが、最もプッシュしているものは実際に売れているものです。アフィリエイトサイト管理者は、得られる報酬によってうまいことランキングを操作していることが多いです(笑)

ASPの新着情報をマメにチェックする

定番の売れる広告の探し方です。

ASPの新着情報からだと、まだ他のアフィリエイターさんが使っていない広告やキーワードがたくさん見つかります。

上の「売れる広告」と「売れるLP」の見分け方を参考にしながら、新しい広告にチャレンジすると、稼げるお宝広告が見つかるかもしれません。

ASPと仲良くなり、聞いてみる

ASPにもよりますが、ASPでは「売れている広告」「これから力を入れていくジャンル」をすべて把握しています。それがASPの仕事だからですね。

でもそれをしっかり教えてくれるかは別問題。例えば有名なA8.netは、なかなか担当者さんがつかなかったり、アフィリエイターとの距離が遠い気がします。逆に、少し小さめのASPであれば、担当者さん自ら今売れている案件や市場規模を細かく教えてくれるので、売れる広告選定に役立ちます。

Amazonや楽天のランキングをチェックする

Amazonや楽天の広告は、報酬が1%前後なのでまったく稼げないのですが、こういった大手サイトで人気のある商品をチェックしておくと、同じ商品や似た商品がASPで見つかります。

ASPに登録されている広告だと報酬単価も高いので、売れる広告を見つけるのに大手サイトのランキングをチェックしておくと有利です。

ライバルサイトのRSS情報でキャッチ

更新頻度の高いサイトや、稼げているサイトを毎日チェックするのは骨が折れます。でもそういうサイトほど、稼げる広告の話がしっかり舞い込んでいるものです。

ライバルサイトの定期的なチェックに、FeedlyとかRSSリーダーを利用するのは一つの手です。

更新情報を自動でキャッチして通知してくれるので、「あ、ライバルサイトではこの商品を扱いだした!自分もやってみよう」という形で、かなり早い段階で「売れる情報」をキャッチすることができます。

売れる広告の選び方まとめ

今回は、「売れるジャンル」よりもっと絞った「売れる広告(商品・サービス)」の選び方についてご紹介しました。

最初は少し難しいかもしれませんが、売れる広告を選び抜く千里眼を養えば、自然と売れる広告が何なのかわかってきます。わかったらあとはサイトを作るだけ!

アフィリエイトをするうえで、「何を」「誰に」というのが非常に重要になるので、今回の選び方を参考に、長く付き合えるアフィリエイト広告を見つけてみてくださいね。

扱う商品を決めたら、記事ライティングの前にリサーチをしましょう!

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