ほぼ日刊イトイ新聞に学ぶ、ファンの多いメディアを作る考え方

10月に入って涼しい日も増えてきましたね!
この記事は9月度の本能ハックのメディア振り返り+ほぼ日刊イトイ新聞の考察をしています。
当サイトの読者の方には副業をやりたい方や自分のサイトで集客をしたい方も多くいらっしゃるので、運営記録と共にメディアにファンを増やす方法なんかを書いていこうと思います。
Contents
2017年9月のメディア成長情報
アクセス数・PV
おかげさまで8月のPV数が3万だったのが、9月になって約6万PVとなりました。
たくさん読んでくださる方がいて、これからもがんばらねば!と思いましたし、とても嬉しいです。
上のグラフを見ていただければわかると思うのですが、右肩上がりにアクセスが増えていることが分かると思います。オウンドメディアはこのアクセスの上がり方があるので楽しいですね!
更新記事
9月は47記事投稿しました。今まで3月~8月までの5か月間で108記事だったので、47記事の投稿はかなり多いです^^;
合計の記事数は155記事とずいぶん多くなったので、それで単純にアクセスが増えているのかも知れないですね。同時にドメインパワーも記事が増えてくるにつれ強くなっていると思います。
毎日最低1記事投稿している理由は、「毎日記事書きプロジェクト」に参加しているからですが、やはりそれだけ効果が出ていると思います。▽
「更新する」というのは、メディアのファンをたくさん作るのにとても重要なポイントだと思います。この記事の後半でそのことを考えたいと思います。
SEO上位表示
「書いている記事テーマは結構バラバラだけど、狙っているキーワードで1位とれているの?」とギモンに思うと思います。
というのも本能ハックはジャンル特化サイトではなくて、読者層を絞った記事展開をしているので、やはりジャンル特化したサイトに比べると弱い気がしてしまいます。
それでも、いろんなクエリで上位表示できていますし、最近では記事を書けば10位以内に入ることが多くなっています。アクセス数が増えているのも、狙ったワードで1ページ目に入っているからですよね。
上位表示できている理由は、「各記事の信頼度」を上げているからです。
最近感じることなのですが、記事に信ぴょう性が無いと長期間上位表示は狙えないな、と思っています。短期でなら上がるかもしれませんが…。
読者ファン化サイトのお手本「ほぼ日」
というわけで当サイトの振り返りができたので、今回は「ファンができるメディア」をテーマに考察してみます。
日曜日の7:30から毎週「がっちりマンデー」というビジネス系の番組をやっているのですが、先週は「ほぼ日刊イトイ新聞」という老舗読み物メディアの特集でした。
ほぼ日刊イトイ新聞(ほぼ日)は1998年から20年近く運営している、日本の古参Webメディアです。一度は見たことがあるサイトかもしれません。
編集長は伝説のコピーライター糸井重里さん。(文字変換でしっかり出てくるほど有名人)
20年にもわたってサイト運営を続けていることはすごいことです。さらに、現在の年商は38億円という「かなり稼いでいるサイト」を運営しているのはダブルでビックリですよね。
がっちりマンデーの中で特集されていた箇所をいくつか抜粋して、ファンを得るために必要な考え方をまとめてみました。
ファンがみるみる増える文章術?
コピーライターの糸井重里さんは「文字」や「言葉」のプロなわけです。
その彼がこだわっているのが、1行の文字数を27文字以下にするという文章術。これによって読者の目線があまり動くことなく読めるということで、ユーザーフレンドリーになっているようです。(SEO的には文の途中で改行しないほうがいいのですが)
こうしたほんの少しのところでも、読者目線になってこだわりを保っていることに驚かされました。
読み物サイトなので、スムーズに文章が読めるかというのは重要ポイント。
そこでほぼ日では、文章によく相槌を入れているようです。うん、こまかいね。(この「うん。」が相槌ですw)
僕が思うには相槌表現をあえて入れることによって、人間味のある文章になると思ったので真似したいなと思いましたね、ええ。
NGワードを決めて、特に誇張表現を使わないように注意を払っているという点も面白かったです。
多くのメディアでは「煽り」が多いと思うんです。商品を買え買え!というようなサイトもかなり多いですし(-_-;)
そこでほぼ日では大げさな表現をカットすることで、ゆるい読者層が集まってくるのかなと思いました。
はい、ここまででも3つの細かいこだわりが分かりましたね。
- 1行の文字数が27文字以下
- 相槌を入れて文章にリズム感を
- 大げさな表現をNGワードに
こういうちょっとした「こだわり」が、根強いファンを作っているのだと感じました。
オリジナルコンテンツにはファンができる
文章術も大事ですが、ファンができるサイトには「オリジナルコンテンツ」が必ず入っています。
そう、いわゆる「ただのまとめサイト」だと、読んでいて楽しいかもしれませんが「ファン」にはなってもらえないのです。
オリジナルコンテンツ…例えばほぼ日刊イトイ新聞でいえば、有名人との対談シリーズがそれにあたります。
最近僕も読んだのですが、ジャパネットたかたの高田明社長との対談記事は、メディア運営している人や「コミュニケーション術」を高めたい人に役立つ内容です。
有名人との対談以外に、僕が好きなのが「白いシャツをめぐる旅。」という、良質な白シャツを探しに行くという連載記事です。
毎年違う切り口で展開しているシリーズ記事なのですが、もう4,5年くらいはやっているんじゃないかな?伊勢丹とコラボしていたり、僕のような白シャツ好きにはたまらない本気コンテンツです。
こういった「オリジナル記事」は読者を強くひきつけますよね。サイトのファンを多くしたいと思ったら、独自の記事を一つでも入れると違うと思います。
ファンを増やすために毎日更新
情報は生ものです。情報は鮮度が命です。
そう考えると、更新されていないサイトに新しくファンがつくことは少ないですよね。(例外はありますが…)
ほぼ日刊イトイ新聞も「ほぼ日刊」とついているものの、実は運営開始から1日も休まず更新しているようです。
個人では毎日記事投稿が難しいかもしれませんが、鮮度を保つという意味で、既存記事を修正することはできるかもしれません。
読者にファンになってもらうには、「毎日読みに来たい!」「また新しい情報はないのかな?」と期待させるくらいの更新頻度があるといいですね。
ファンがつくサイトは強い!
今回は読者を自分のファン化をする方法を「ほぼ日」から考えてみました。
本能ハックも僕と数名のライターさんが協力して記事を書いています。今後も読者の方に役立って、楽しく読んでもらえる記事を書いていきたいと思っています^^
どうぞよろしくお願いします。
前回、8月度の本能ハックのメディア情報はこちら▽