石井裕之さんの「コールドリーディング虎の穴」内容と方法まとめ
「人を観察しているようで、全く見えていない」と感じたことはないでしょうか?
そんな中、少し相手を観察しただけで、その人を見抜いてしまう技術。それが「コールドリーディング」です。
コミュニケーションに役立ててもいいし、パフォーマンスに使ってもいい。そんな不思議な技術体系であるコールドリーディングを極めるため、石井裕之さん監修「コールドリーディング虎の穴」を視聴したので、要点をまとめてみました。
Contents
LESSON1.ライトハンドシステム
DISC1では、一番基本的なコールドリーディングをやる方法を教えてもらえます。
要点
- コールドリーディングをマスターするには、実践あるのみ
- 知識だけで、行動しない人が多い
- コールドリーディングをやるときに、一番壁になるのは「言葉が出ないこと」
- そのために開発したのが「ライトハンドシステム」
- ライトハンドシステムを学べば、基本的なコールドリーディングができるようになる
ライトハンドシステムとは?覚え方
ライトハンドシステムは、自分の右手を見ながら、話せるボキャブラリーを増やしていく方法です。
「何を言おうか、話そうか悩んでしまう…」という状態をなくすため、右手の親指から話す内容を決めるトレーニングです。
それぞれの指に対応したイメージを元に、相手に当てはめて、「こんな感じじゃないですか?」と、とりあえず当てずっぽうでもいいので、言葉に出していくという手順を踏んでみてください。
- 親指(親から転じて、親分肌・姉御肌のイメージ)
- みんなから慕われる
- 尊敬される
- 人のためになにかやっていく
- 人の面倒を見るのが好き
- 困っている人がいたら助けてしまう
- 店長とか管理職とか向いていそう
- みんなから慕われそう
- 人を引っ張っていくのが得意そう
- 人差し指(人ということから転じて、人が好きなイメージ)
- みんなとワイワイが好きそう
- 協調性がある
- グループの中心にいそう
- 接客業が向いてそう
- 相談に乗ってくれそう
- 中指(中指は真ん中。から転じて、過去でも将来でもない、今現在を大事にするイメージ)
- 先のことは心配しなそう
- 考えるより、すぐに行動できそう
- 決断力がありそう
- 後先のことを考えず今を楽しみそう
- 好きなことには集中しそう
- 薬指(指輪をすることから転じて、情緒、感情派なイメージ)
- 感受性が豊か
- 理屈より、好き嫌いで動きそう
- 感情に飲み込まれることが多そう
- 感情の起伏が大きそう
- 熱しやすく冷めやすい
- 小指(赤ちゃんから転じて、子供っぽい、甘えっぽいイメージ)
- 母性本能をくすぐる
- 純粋無垢
- 素直
- 騙されやすい
- 依存心が強い。かまって
誰でも最初は親指から初めて、違いそうだったら次の指から連想されるものを言語化していきます。
これは一種のトレーニングで、右手の指から出てくるイメージを元に、相手を理解しているような言葉を出していくという感じです。なるべく褒め言葉になっているのが理想です。
最初は、親指から小指に向かってやっていくわけですが、小指まで行ったあとは薬指にもどったりしても大丈夫。5つの指に対応している話題を覚えておくだけで、コールドリーディングの基礎力になります。
人間は、自分の話をしている時が一番楽しいので、リーディングする相手のことを話したり、自分のことを話してもらったりすることで「信頼感」が築ける。
レフトハンド
もし、ライトハンドの話題で食いつきが悪かった場合は、真逆の性向を持つタイプの人かもしれません。
その時は、右手の指で考えたイメージの逆を左手に当てはめ、「レフトハンドシステム」で話すテーマを発展させていきます。
レフトハンドのイメージはこんな感じ。
- 親指(職人肌、一人でもOK)
- 自分一人でもやっていける
- コツコツやっていくタイプ
- ストイック
- 自分を高めていくことが好き
- 人差し指(人が苦手、自分中心)
- 一匹狼
- 自分で決めるタイプ
- 他の人と一緒は嫌なタイプ
- チームワークより、個人プレー
- 中指(昔や将来を重視する)
- 今までの実績を重視する
- 将来のことをしっかり計画する
- 過去に囚われてしまいがち
- 薬指(論理。思考や理屈)
- 石橋を叩いて渡る
- しっかり考えてから行動する
- 理屈に合わないことは許せない
- 感情じゃなくて、論理的に考えられる
- 納得がいくまで考える
- 冷静に判断できる
- 小指(大人、自立)
- 人に弱みを見せない
- 言いたいことを言えない
- 自分に厳しすぎるところがある
- 溜め込んでしまうタイプ
- 強がってしまうタイプ
- 我慢しすぎることもある
- 頼るより、自分で問題を解決していきたいタイプ
リーディングをする相手は、ライトハンド(右手)かレフトハンド(左手)のどちらかに当てはまります。
上のライトハンドとレフトハンドを覚えたら、次のようにコールドリーディングを進めます。
- 右手タイプか左手タイプか、まずは見た目で予想して親指から始めてみる
- 自信がなければ、右手から始める
- 例えば、右手の中指までやって外れたら、左手中指のリーディングに移る
- すると、左手中指では「合っている」になる
- 合っていたら、次は左手薬指に進める
- 外れたら、逆の手の同じ指の場所の話題に戻す
- リーディングを終えるときに「No」では終わらせず、「Yes」を引き出してから終わる
- Yesで終わらせれば、外れたことは忘れてしまう
- 外れてもあたふたせず、手の反対側の指に移ればいいだけなので、外れてもOK
- コールドリーディングは、外れたときにうまくさばく技術
- 自分と向かい合って右側にいる人は右手から始める
- (右手タイプ・親分肌の人は潜在的に右側に来るから)
- 向かい合って左側にいる人は左手から始める
- (左手タイプ・職人肌の人は潜在的に左側に来るから)
DISC1では、一番基本的なところだけの紹介でしたが、このライトハンドシステムだけでもコールドリーディングができるようです。
まずは右手タイプと左手タイプの両方を覚えて、指に合わせて会話を発展させるようにリーディングしてみてください。
LESSON2.コールドリーダーのための10のルール
コールドリーディングをやっているときに、うまくいかないこともあります。テクニックやノウハウはたくさん公開されているのに。
うまくいかない時に振り返って考えたい、10個の大切なルール(心構え)の紹介です。
- コールドリーディングの責任は、相談者を守ること
- どうやったら「守ってもらっている」と感じてもらえるか?を考える
- 「喋りたくないことは喋らなくてもいいですからね」と言う。言えることを探すようになる
- 「違うと思ったら違うと正直に言っていい」と言う。
- 握手をする
- 自分が何をするのか明確にする
- いきなりコールドリーディングをしても、相手は警戒する
- 「これから何をやるのか」を、相手に伝える
- 心理学・NLP・占い・経験・コミュニケーション術・仕事柄などの理由から、複合技で相手に「なぜコールドリーディングをするのか」を伝える
- ビリーバビリティの概念
- あまりにも現実的だと相手は食いついてこないし、非現実的だと信じてもらえない
- ちょうどいい怪しさ加減である「ミディアム」という考え方が重要
- いかにも普通な人の普通な話は、聴いてもらえない
- 相談者をかけがえのないたった一人の人間として尊重する
- 相談者が話したいことを話させる
- 相談者が聴きたがっていることを話す
- 「あなたって本当に興味深い人ですよね」これは、相手の反応が悪く、スネているようなときにも使える魔法の言葉。
- 警戒心がなくなり、気持ちよく話してもらえるようになる
- 観察を怠らないこと
- 目に見えるところを観察できていないのに、見えないところは観察できない
- リーディング内容を自分で茶化さない(真剣に取り組む)
- 自分のコールドリーディングに自信を持つ
- コールドリーディングは、当てものではない
- コールドリーディングを正しく使う
- テクニックそのものに善悪はなく、使う人の心に善悪がある
- 最後は、相談者に必ず爽やかな気持ちで帰ってもらう
LESSON3.ストックスピール
概要
ストックスピールは、LESSON1で紹介した「ライトハンドシステム」のスパイスとして使う、コールドリーディングの技術です。
「誰にでも当てはまること」をさも「相手のことを当てているように伝える技術」です。
ストックスピールは占い師や霊能者が「相手のことを当てている」と錯覚させるテクニックなので、この技術を使えるだけで、相手に「わかってくれている」と感じてもらい、信頼されることが可能です。
内容
- フォアラー効果
- 誰にでも当てはまる、一般的なことをいっても「当たっている」と思いこんでしまう心理効果
- 心理テストを複数人対象にやって、結果を被験者に伝える実験をした。
- 結果はすべて同じ内容だったのに、被験者は「これは自分に当てはまっている」と感じた
- これを応用して、相手に「当たっている」と思い込ませることができる
- ストックスピール
- フォアラー効果を利用した、誰にでも当てはまる、曖昧だけどちょっと冒険したような表現を使って「自分のことを当てられた」と錯覚させるコールドリーディングの技法
- 例えば「人に認められたい、好かれたいという欲求が強いのではないですか?」など
- 全然脈絡のないところでストックスピールを挟む
- ストックスピールの例
- なにか作品を作ろうとして、やり始めたけど途中でやめちゃったことってありませんか?
- プライベートのときには、仕事と全く別の性格が出ちゃいませんか?
- 自分に厳しい方ですね?
- 昔つらい思いをしてから、恋愛や人間関係にちょっと臆病になったりしていませんか?
- 自分自身に投資をしていませんか?
- 読まなきゃいけないと思いながら、まだ読んでいない本がありませんか?
- アルバムに整理せずに、放置している写真が結構ありますよね?
- 時間ができたらやろうと思っているのに、まだ始められていないものがありますよね?
- ここのところ、急に連絡が来なくなった人がいますよね?
- 職場で、あなたのことを誤解している人がいますよね?
- 自分は損な性格だけど、そんな自分が嫌いではないですよね?
- つい最近、大切な人にきつくあたって、後悔したことがありましたね?
- ここのところ、少しエネルギーがおちていますよね?
- 最近、少し眠りが浅くないですか?
- あなたは人に好印象を与える人ですよね?
- 自分はまだまだできる、こんなものじゃないと思っていませんか?
- 昨日か一昨日、周りから理解されていないって思いませんでしたか?
- 今決断しようと思って、ちょっと先延ばしにしていることありませんか?
- あれ、最近なにか好みが変わったことってありませんか?
- あ、最近なにか決意したことってありませんか?
- ストックスピールの出し方
- 話のリズムを崩して、入れ込んでみる
- あれ…?
- 気づいたんだけど…
- 今感じたんだけど…
- なんとなく感じるんだけど
- 突拍子もなく出すのも、リアリティがある
- 相手の不満を吐き出せるような呼び水を作るのが目的
- 「みんな同じように感じる共通な事柄」を見つけてストックを増やす
- 話のリズムを崩して、入れ込んでみる
次のLESSON4では、ライトハンドシステムやストックスピールを使ってリーディングをした結果、「違うんだけど…」とか「そんなことはない」と読みが外れてしまった時のリカバリー方法です。
この「読みを外すミス」というのはよく起こりうることですが、コールドリーディングはリカバリーからがスタートとも言えます。リカバリー次第でどうにでもなります。
LESSON4.ミスに対処するテクニック
LESSON4からは、「コールドリーディング虎の穴」の中級編に入っていきます。守破離の「破」の部分になるようです。
決まっていることだけをやっているだけでは、相手に合わせてのコールドリーディングができなくなります。LESSON1~3を学び終えたら、早速LESSON4の内容を実践して本物のコールドリーディングに近づけていくといいですね。
実践してもうまくいかないのは、練習が足りないから
- 実際にコールドリーディングをやっても、相手が楽しんでいる感覚がない時がある
- 一方的にコールドリーディングをやるだけでは、いまいち盛り上がらない
- コールドリーダーとしての自覚が無いのが原因
- 「自分は相手についてわかっているコールドリーダーだ」と考えるのが大切
- 相手の立場と対等な関係でリーディングをやるとうまくいかない
- 本当に相談者自身に興味を持っているのかが相手に伝わっていないと、相手は楽しめない
- コールドリーダーとして経験を積むには、成功体験を積み重ねるのが良い
- 友達に協力してもらう
- (リーダー)コールドリーディングをして、少し攻めたリーディングもしてみる
- (協力者)コールドリーダーが何を言っても、「え、すごい!当たっている」と演じる
- 10個リーディングをして、9個外してもいい
- 平均点を狙うのではなく、大きな1発を当てる方が効果的
- 1つ大きなリーディングが当たると、相談者の印象に残る
LESSON4の前半では、LESSON1~3で学んだことを元にコールドリーディングを実践してみるという内容でした。
しかし、実際にやってみても、感覚的にうまくいかないと感じることが多いようです。
その理由は、「コールドリーダーとしての自信がついていないから」。
自信がないと、少し攻めたリーディングもできず、相手も「驚き」や「楽しさ」がない状態で進んでしまいます。つまらないコールドリーディングになってしまうわけです。
その問題を解消するためにできるのが、コールドリーディングをとにかく実践して練習してみること。練習時には、練習相手になってもらう人に「何を言っても当たっている演技をしてもらう」という方法をとることで、リーディングを当てる快感や楽しさを育てられるということでした。
いきなりコールドリーディングを実践するのも勇気がいると思うので、練習は欠かせないですね。
外した時は、「AをA’に置き換え」の技
コールドリーディングをやっても、当てられないことがほとんどかもしれません。
相手のことを完全に読めるわけが無いので当たり前といえば当たり前。しかし、ミスをした時にどう対処するかがコールドリーディングの特別なところです。
リーディングをミスした時に、リカバリーする具体的な方法が紹介されています。
- 自然な会話の流れを作るための基本となるコールドリーディングテクニック
- とりあえず絞ったリーディングをして、リーディングミスしてしまう
- ミスしたリーディングをAとする
- Aの表現をちょっと変えたのがA’
- A’はAよりも少し広げる(俯瞰した言い方にする)
- 気持ちいいリーディングをしていれば、ミスしても相手が助けてくれる
- 外れたリーディングは2度口にしない
- コールドリーディングは、「大きな1発を当ててみる」
- 外してしまうことが多いので、リカバリーすれば良い
上で紹介したように、Aが外れていてもA’の表現を使うことで、ミスをカバーすることができます。
AをA’に置き換える10個テクニックは、次のようになっています。
AをA’に置き換える10のテクニック
- 意識/潜在意識
- 意識ではそうではありませんが、潜在意識ではA’です
- (例)最近犬を飼いませんでしたか?
- →いいえ、飼っていません
- →そうですか、でも潜在意識では動物を飼ってみたいと思ったりしてませんか?
- 現在/過去
- 今は克服しているが、以前にはA’ということがあったと思います
- 現在/未来
- 今はそうではないかもしれないが、近い将来A’になる可能性があります
- 自分/他人の目
- 自分ではそう思わないが、他人からはA’と見られることがあります
- 一部だけは当たっている
- もちろん、全体的にはそうですが、A’というところも一部あります
- 気づいていない
- もちろん、自分ではまだ気づいていないと思いますが、A’のところがあります
- 解釈できない
- A’であることは確実なんだけど、どう解釈したらいいんだろう…
- 保留する
- そうですか・・・これについては、あとからもう一度検討してみましょう
- 間違っていてよかった
- 間違っていてよかった。なぜならAは望ましくないから
ここにある10個の型に当てはめることによって、ミスしたリーディングをしても、相手からは「外れた」と思われず、逆に「なんでわかったんだろう」と感じてもらうことができます。
最初は一つ一つの型しか使えないかもしれないのですが、慣れてくれば2つを同時に使って「二重の型を使ってリカバリー」という方法が使えます。
2つを組み合わせることによって、「ごまかした」ということすらバレないコールドリーディングになっていきます。
LESSON4で学んだように、「NO」や「リーディングミス」をさばく技術を高めると、コールドリーダーとしてだけではなく、普通のコミュニケーションもスムーズにいくようになります。
LESSON5.グラフォロジー入門
グラフォロジーが使えれば、よりコールドリーディングの形に近づいてきますし、相手の反応も変わってきます。
- グラフォロジーを使うといい理由
- ビリーバビリティがちょうどいい(LESSON2のビリーバビリティ参照)
- 字だけで読むとはいえ、「たまたまというのはありえない」という前提で進める
- スラント
- 文字の傾き
- 感情を抑える/出す
- 左への傾きは、感情のブレーキ
- 傾きがバラバラな人は、感情の起伏もバラバラ
- 傾きもなく、カッチリした字を書く人は、自分の感情を抑えすぎていて爆発することもあるので危ない
- ベースライン
- 気分。右上がりならポジティブ、右下がりならネガティブ
- スペース
- 字のスピード
- 行動力
- 筆圧の強さ
- バイタリティ
- 自信がある
- 丸さ
- 親しみやすさ
- 大きさ
- 外交的/内向的
- 文字の高さ
- プライド
- 文字の幅
- 寛容さ
- 横線
- やる気
- やる気のある人は、横線がのびのびしている
- 文字の終わり
- 気前の良さ
- 文字の終わりの筆跡が長くなっていると、気前の良さ
- 字の読みやすさ
- コミュニケーション力
- 読みにくい字を書く人は、相手に伝えようという気持ちがない
- 文字の大きさの変化
- 文字がだんだん小さくなるのは、集中力がある表れ
- シャドウリーディングという練習法
- イメージの中で、リーディングをしてみる
- 筆跡を見て、それだけで相手がどんな人か想像してみる
LESSON5で学べたのは、具体的な「筆跡解析能力」でした。
グラフォロジーで相手の性格や悩みなどを読めるのか…というと、上にも書いたとおり「読めます」。
例えば、コールドリーディングでは「たまたま字が大きい」とか、「たまたま行間のスペースが広い」といった考え方はしません。字が大きいのも、行間のスペースが広いのも、必ず理由がある…と考えます。
それで、グラフォロジーを学ぶ…というよりも、「字が大きいのはどんな性格だから?」とか、「スペースが広いのはどんな気持ちだから?」とギモンを投げかけながら字を見てみると良さそうです。
筆跡解析については、以下の著書も推薦されていました。英語ですが…。
多分、今の所世界一グラフォロジーを詳しく勉強できる本だと思います。僕も読んでみたい本です。
LESSON6.リーディングにリアリティを出す
LESSON6からは、上級編に入っていきます。
- リーディングの根拠を伝えてあげると、相手は信じやすい
- 「~~~~、それから…~~~~」という表現を使う。
- ~~~~。それから、ではない。
- それっぽく見える目線の使い方
- 目を閉じる。焦点をずらす。
- それっぽく見える呼吸の使い方
- スピードを落とす。声の大きさを変える。
- わざと間違える
- 知ってしまった情報を直接リーディングに使わない
- 例)相手の友達から聴いた情報を使って「〇〇でしょ?」と直接使わない
- 「ちょっと最近の様子を見ていて、〇〇何じゃないかな~と思ったんだけど…」、等
- すると相手は「なんでわかったの!?」という反応になる
- はずれない予言を使う
- ストックスピールに近い表現を使う
LESSON7.フリースタイル・コールドリーディング
フリースタイル・コールドリーディングとは、LESSON1~6までで覚えてきたことを一旦全て忘れて、自由な仕方でコールドリーディングをする最上級テクニックです。
なぜかというと、覚えたことをそのまま使うと不自然さにもつながるので、自然さこそがもっとも魅力的なコールドリーディングにする秘訣だからです。
- コールドリーディングとは、相手を全く知らない状態でやるのが基本
- 知ってやるのは「ホットリーディング」と呼ばれる
- 始めて会った人のリーディングをする場合は、今まで会った人でイメージが近い人を思い出す
- 潜在意識では、相手のことがわかっている
- 動物で何に似ているか、とイメージしてみるのも良い方法
- 火、地、水、風、という4つのイメージに合わせてみる
- なんでもいいので、その人でないものに置き換えて考えてみる
総括
かなり駆け足…というか、内容をコンパクトにまとめてしまいました。
実際の動画セミナーを見ていただくと、一番理解や実践にはつながると思いますが、この記事に書いてある情報だけでもかなりコールドリーディングができると思います。
参考までに、実践してみてもっとも重要だと思ったのはLESSON2、コールドリーダーのための10のルールの部分だと感じました。
相手の考えを読んでしまうかのような魔法のようなコールドリーディング、憧れている方いらっしゃったらぜひ実践して練習してみてくださいね。
参考までに、コールドリーディングを実践している方で、一番有名なのはメンタリストDaiGoさんです。DaiGoさんがコールドリーディングについて話している動画を見つけたので置いておきますね。