プラン・チャイルドスポンサーシップに寄付を始めた理由
Amazonで注文した商品の中に、募金を求めるチラシが入っていました。↓コレ
「女の子の未来に、投資を。」
なんだかビビッときて、「こういう活動があるのか!」と感動した僕。早速毎月の継続寄付に申し込みました。
今まであまりこういったことに積極的でなかった僕が、なぜ「チャイルドスポンサーシップ」という活動を始めたかを今回書いてみます。
「支援するメリットって?」「寄付をしても現地にお金は行かないんじゃないの?詐欺じゃないの?」などの今まで僕が持っていた疑問にも答えてみようと思います!
Contents
プラン・スポンサーシップって?
スポンサーシップという名の寄付の活動は、今まで僕が知っていた寄付とはちょっと違って、次のような特徴があります。
- 継続的に、発展途上国の一人の女の子か男の子を支援する
- 特に差別され危険な状況にいる女の子を支援できる
- 相手の子に手紙を出せたり、相手の子から手紙が来たりする
- 支援している地域の発展状況について定期的に報告が来る
- 一回の支援は、3000円~
僕は寄付について、小学校のころ集団寄付をしていた「ユニセフ(国連児童基金)」のイメージが強かったので、
- 寄付は求められた時に、1年に1回くらい
- 寄付がどう使われたか不透明
- 寄付が誰に使われたかも不明
という寄付のありかたに少し疑問を感じていました。
しかし、今回僕が心を動かされた「スポンサーシップ」という寄付の方法だと、
- 誰に寄付が使われたか?
- 寄付がどう使われたか?
- 寄付された地域がどう変わったか?
というところがある程度はっきりわかる仕組みになっています。これはなかなかよくできた支援の方法だと感じました。
僕が今回受け取ったリーフレットには、主に途上国の女の子の未来に投資する…といった趣旨のことが書かれていて、実際に彼女たちは投資を受けて人生が変わったという経験をしています。
実際に女性器切除など残酷な風習が行われている地域が支援によって変わっている、という報告をFacebookなどでも見ることができます。▽
月に数千円の寄付で、差別や虐待に苦しんでいる女の子が少しでも減ったら素敵ですよね。そしてその状況を、寄付している特権として定期的に知ることができるのも満足感があると感じました。
チャイルドスポンサーシップをやっている団体と違い
この「スポンサーシップ」または「チャイルドスポンサーシップ」という名前の寄付を受け付けている団体は、日本にいくつかあるようです。
- プランインターナショナル
- 公益財団法人
- 支援国数:21か国
- 活動国数:51か国
- ワールド・ビジョン
- 特定非営利活動法人
- 支援国数:21か国
- 活動国数:51か国
- チャイルドファンド
- 特定非営利活動法人
- 日本の団体
- 支援国数:3か国
この中で、「プランインターナショナル」のみが、公益財団法人です。少しだけ組織の違いがあるので、内閣府のページに書いてある定義から違いを調べてみました。
調べた結果、難しいことはなく、「どの組織も国から認められたNPO(非営利団体)・NGO(非政府団体)だけど、財団法人の方が少しだけ社会的信頼度が高い」ということです。
どの組織もNPO(非営利団体)として活動しているので、儲けを出すために途上国への援助活動をしているわけではありません。
集まった寄付をしっかり集計する義務がありますし、どのように使われたか、会計に不正なところはないか厳格な管理がされています。どの組織でチャイルドスポンサーシップの寄付をしても、しっかり活動してもらえるという安心感はあると思います。
現代では寄付を募っても、持ち逃げされたり上手に使ってもらえない「詐欺団体」の存在があるので、「チャイルドスポンサーシップも怪しいのではないか…?」と考えられてしまうのが非常に残念です。(´;ω;`)
支援するデメリットとメリットは?
さて、チャイルドスポンサーシップという寄付の方法ですが、デメリットとメリットを考察してまとめてみました。
デメリット
お金がかかる
当たり前と言えば当たり前ですが、無料の寄付ではないので、出費となります。
もちろん義務ではないので、どれくらいの金額をどれほどの期間寄付するのかは自由です。1か月から始められ、1回かぎりでも大丈夫です。
ただ、せっかく1人のチャイルドを支援できる機会があるので、1年くらいは継続的に寄付できると「その子の成長」「地域の成長」を見られる喜びがあるんじゃないかな…と思います。
偽善者だと思われる
「寄付するのは偽善者だ」って聞いたことがありません?
当メディアで記事を書いている僕も、「もしかしたら書くことで偽善者と思われるんじゃないか」と正直気にしてしまいます。多分寄付をする人に少しはいるんじゃないでしょうか?こういう悩み。
ただ、「何も親切をしないより、偽善でも親切をした方がいい」という名言がどこかにあって、僕はこの考え方を支持しています(~_~;)
そもそも何もしなければ、それこそ見てみぬふりじゃないですか。だからこそ、偽善者と思われても気にせず親切を示すことが、最終的に徳を積んでいることになると思うんですよね。
「寄付するのは偽善者だ」という意見が聞かれること自体が悲しい気がするのですが、そんなこと気にしなくて良し!です。
メリット
チャイルドスポンサーシップにあるメリットを、偽善者(仮)の僕が書いてみます(笑)
チャイルドの成長を見守れる
ユニセフにあまり寄付をしていなかった理由として、「使われた結果がわかりづらい」というのがありました。
でも、チャイルドスポンサーシップの寄付の方法だと、支援するチャイルドの希望を出せたり、支援している子と少しつながりを持つことができます。
「大多数」の支援だと「They」としか見られないのが、「ひとり」の支援であれば「You」と見られますよね。これはかなり気持ち的に大きいと思います。
自分のちょっとした寄付で、ちょっと離れた国にいる一人の女の子の人生が変わる…なんて、男の生きがいになる気がするんですよね(笑)
会報がもらえる
チャイルドスポンサーシップは、ただ単に食糧や学習に必要な道具を支援するというモノではありません。
モノや食糧の支援だけだと、短期的にはいいかもしれませんが長期的にはその地域が発展することにはならないからです。
チャイルドスポンサーシップは、「一人のチャイルドを中心とした地域の発展」までを考えている寄付方法です。
それで、寄付者には「その地域の発展度」が分かる会報などが送られてきます。
その地域に行ったことが無くても、自分の寄付で一人のチャイルドが変わり、さらに周りの地域の様子まで変わっていく…というのは、寄付している人の心まで嬉しくなる経験だと思います。
税の優遇処置が受けられる
隠れたメリットがこちら。これはかなり自己中心的な感じですが…。
たとえば「納付済み健康保険料」のような税の控除を受けられるのも、チャイルドスポンサーシップの寄付のいいところです。(簡単に言うと、支援料として払ったお金は丸ごと税金からマイナスできるというイメージ。税金が安くなります。)
ただの寄付だけだとこのメリットを受けられないのですが、国に認められた機関の寄付システムなので、国から優遇されるということです。
自分のためだけにお金を使っていても税金はたくさんかかってきてしまいますが、収入の一部を寄付に使うと節税することができるというのは覚えておくといいかもしれないですね!
スポンサーシップのまとめ
今回は、寄付の一つの方法として「チャイルドスポンサーシップ」というモノがあることと、早速その寄付をしてみたというお話でした。
芸能人では、漫画家のやくみつるさんが1993年からチャイルドスポンサーになっているということも知りました。さすがですよね。
お金を稼ぐのにはいくつも目的があると思いますが、稼いだお金を自分だけではなく他の人のために使うことで、気持ちも豊かになれると感じる貴重な経験でした。この記事を読んで寄付をする人が一人でも増えて、途上国の女の子が一人でも幸せになってくれたら嬉しいです。