アクティブ・リスニングとは?傾聴で相手を幸せにしてあげる方法

 2017/11/13 3.自分磨き
この記事は約 9 分で読めます。
編集長
りゅうさん、最近上手な話の聞き方ということで「アクティブ・リスニング」という言葉を聞いたのですが…。
りゅう
カウンセリングでも使われているものですね!対人関係改善にも役立つので、カップルや夫婦間でも使えると関係がグッとよくなると思います。
編集長
おお!さすがりゅうさん。こういった話よくご存じなんですね。よかったらもう少し詳しく教えてもらえますか?具体的な方法とか。

コミュニケーションをとることが好きな方にはもちろんのこと、なんと!この「アクティブ・リスニング」は、人見知りの方や話が苦手な方の頼もしい味方となる技術です。

仕事、恋愛、夫婦、友人など、今コミュニケーションに不安を抱えている方は、まずこの記事で紹介している聴く技術を意識してみてください!

Sponsored Link

アクティブ・リスニングとは?

ハテナ

そもそもリスニングとついているので、何か「きく」ことなのかなー?と察しはつきますよね。

そうなんです!「アクティブ・リスニング(積極的傾聴)」とは、相手の考えや伝えたいことを聴く、つまり「傾聴する」ことを表すカウンセリングの手法の1つです。

ここで初めに注意しておきたい点が1つあります。

それは「聴く(listen)」と「聞く(hear)」では、全く意味が異なるということです。

  • 聴く(listen)→意識してきくこと。
  • 聞く(hear)→意識せずともきこえること。

つまり、あなた自身が聞きたいことを特に何も意識せずただ「聞く」のではなく、あくまでも相手が話しやすくなるようにサポートしながら「聴く」ことが「アクティブ・リスニング」です。

そしてその「聴く」「聴いてもらった」という状態から、相手が自ら解決策や気づきを見つけ出すようにしていきます。話を聞いてもらった相手は安心感を感じて、幸せな気分になれます。あなたともっと話したい、一緒にいたいと思えるようになります。

ぜひあなたがアクティブリスニングで話を聴けるようになってくださいね。

アクティブ・リスニングの方法

会話をする男女

アクティブ・リスニングを使って相手の話を聴く上で大切なことは、「雰囲気づくり」そして「聴き方」です。項目別にご紹介します!

雰囲気づくり

例えばあなたが何かで悩んでいる時、友人にあった瞬間、間髪入れずに「私○○で悩んでいるの!」とすぐにうったえるでしょうか?

大半の方が、なんてことのない雑談からはじめ、次第に「実は…」と本題に入るのではないでしょうか。

アクティブ・リスニングは、傾聴することが重要なので、相手が話しやすい環境を整えることが必要ですね。

友人同士ならば、相手が好きなお茶やスナックを用意するなど、まずは相手の立場になって雰囲気づくりをしていきましょう。

また、仕事関係などで事前に「聴く機会がある」とわかっている場合には、相手のことを最初にある程度調べておくことも大切ですね。

聴き方(言語的)

話を聴く上で、私たちは普段2つの方法をとっています。

  1. 言語的コミュニケーション verbal communication(バーバル・コミュニケーション)
  2. 非言語的コミュニケーション non-verbal communication(ノンバーバル・コミュニケーション)

の2つです。

言語的コミュニケーション(バーバル・コミュニケーション)は、言葉を使う方法です。

あいづち・うなずき

一番よく使う方法でしょうか。

「へぇー」「そうですよね」「うんうん」「なるほど」など、多くのパターンがありますね。

大切なのは棒読みにならないこと、そして声の質(トーン)のバリエーションを増やすことです。

繰り返し・オウム返し

相手が発した言葉をそのまま返したり、自分の言葉でまとめてから返すと、「話を聴いてもらえた!」と相手も感じてくれます。

例)「昨日私のミスじゃないのに、勘違いで上司にすごく怒られてさ…言い返せなかった…。」
繰り返し「上司が勘違いして怒ったのに、言い返せなかったんだね。」
オウム返し「自分のミスじゃないのに、勘違いで上司に怒られて、言い返せなかったんだね。」

共感

あなたにもいろいろな考えはあるでしょうが、まずは相手の話していることを全て受け止めます。

そして、相手の立場になってみて感じたことを表現し、共感を伝えましょう。

例)「彼女に思いっきり振られた上に、今日仕事で大きい失敗してしまったよ…」
共感「それは、踏んだり蹴ったりだったね…。」

開かれた質問(オープン・エンド・クエッション)

「はい・いいえ」で答えられない質問のことをいいます。

「いつ・誰が・どこで・何を・どうした」を、導き出せるような内容がいいですね。

尋問・質問コーナー・詰問など、相手にとって好ましくない状態にならないように、質問することが重要です。

聴き方(非言語的)

非言語的コミュニケーション(ノンバーバル・コミュニケーション)は、態度で伝える方法です。

相手が心地よく話せる「しぐさ」

相手の話を聴く時に、腕組みや携帯をさわったり、周りのものをいじったり、貧乏ゆすりなど、そういったしぐさに不快感を感じる人もいます。

相手が心地よいと思える状態を保ちましょう。

真剣さの伝わる「体の向き・姿勢」

体の向きや姿勢は、それぞれ好みがことなります。

一般的に良しとされる「前かがみ(身をのりだして)で話を聴く」方法も、人によっては拒絶します。

相手の性格や動きを考慮しましょう。

不快感を与えない「視線」

目を、じっーと真っ直ぐみてもらうことで安心する人もいれば、逆にそれを「怖い・威圧感がある・恥ずかしい」と感じる人もいます。

だからといって、常にきょろきょろしているのはNGです。相手に不安感を与えない視線の位置を探すことが重要です。

感情に配慮した「表情」

相手の表情に合わせた方が無難です。

例えば相手が泣きながら話をしているのに、あなたが満面の笑みで目の前にいたら…。

あなたも泣かなくちゃいけないというわけではなく、その場に合った表情にしておきましょう。

共感している「声」

テンポ・抑揚・高さなどを、相手に合わせるのがおすすめです。

声は意外とあなたの感情をうつしだします。

相手が高い声で興奮しながら話しているのに、あなたが冷めたトーンで返してしまうと、一気に相手の気持ちも落ちてしまいますね。

人を選ぶ「スキンシップ」

この方法は慎重に行いましょう!!

いろいろな状況から、人に触られることが受け入れられない方もたくさんいます。

背中をさすったり、肩に手をおいたり、手を握ったりなど、特に相手に元気を与えたり励ましたい時に効果的ではありますが、状況と相手との関係性をしっかり把握してから実行しましょう。

また、一般的に恋人・夫婦関係以外の男女がスキンシップをとる場合、良くも悪くも勘違いが発生することも…。十分にお気をつけください!

アクティブリスニング実践の際に避けたいこと

会話をする男女

アクティブ・リスニングを実践する際に、「先入観」と「説教・尋問」は絶対に避けたいですね。

本来の目的は「聴く」、つまり相手が話しやすいようにサポートしながら聴いていくことです。

年齢・性別・見た目・過去・職業などから、先入観をもってしまうと、せっかくの相手からの話にフィルターがかかってしまいます。

これは、良すぎる先入観も同様です。

この人はお金持ちだから!彼は成功者だから!彼女は世界をとびまわっているから!など、そういった先入観を全てとりさり「人対人」として接することが大切です。

また、相手を自分の考えに近づけたくなってしまい、「それはだめ!こうしたほうがいい!」「だからあなたはいつも…」と説教や、強制的な質問まみれにしてしまっては、元も子もありません。

特に会社の上下関係や親子関係ではとても難しいことだとは思いますが、まずは相手の発することを受け止めて、共感を表現してみましょう。

相手が自ら「気づき・解決」を見つけない限り、堂々巡りになりかねません…。

アクティブ・リスニングの活用シチュエーション

多くの場面で力を発揮するアクティブ・リスニング!おすすめ図書とともにご紹介します。

ビジネスの場では、上司・同僚関係はもちろんのこと、営業やサービス業など、様々な場面で使えます。力関係の先入観をなくして、相手の情報を十分調べたうえで向かい合ってみたいですね。

恋人同士や夫婦間…ついつい相手に自分の考えをおしつけがちですが、まずは「聴く」ことから始めたいですね。

そしていつの時代でも難しい親子間。昔は親との関係に悩み、子を持つと今度は子との関係に悩みますね。あなたも「聴いてもらいたい」と思った記憶はありませんか?

追記:アクティブ・リスニングの実践編の記事を書きました▽

この記事だけではなく、おすすめ図書などもご参考に、アクティブ・リスニングに挑戦してみてください!

下記の本は、実用的な内容も書かれています。図書館でも借りられる本なので、気になる方は読んでみてくださいね。

『アクティブリスニング なぜかうまくいく人の「聞く」技術』谷本有香

下記の本は、子供との関係性や年老いた親との関係性も見直せるかもしれません。

『アクティブ·リッスン! “聞く力”を武器にする』澤村直樹

アクティブ・リスニングができるとこうなれる!

アクティブ・リスニングによって、相手との信頼関係が強くなります。

「もっと話したい」「理解(共感)してもらえた」と、相手があなたに対して安心感を持ってくれるのです。

コミュニケーションが円滑に進めば、「次」につなげることも難しいことではありません。

その場だけで終わらせず、「次」を考えてしっかりとフォローしていきたいですね。

まとめ

笑顔で会話する女性の写真

コミュニケーションをとるうえで、ついつい自分の意見をいってしまったり、説教じみてしまうことは多々あります。

ご紹介したアクティブ・リスニングの方法をとりいれて、聴き上手になることを目指してみましょう!

この記事の具体的な実践編はこちら!▽

\ SNSでシェアしよう! /

本能ハックの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

本能ハックの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!
Sponsored Link